最近、ヤマレコ日記でも「ココヘリ解約しました」的な日記が目立つし、ココヘリに対してはネガティブな意見が多いようです。
しかし、私は、今後もココヘリをやめるつもりはありません(一番安いプランですが)。
いまだに十分必要があると思っているからです。starlinkとかiphoneの緊急・・といった情報があるけど、所詮スマホが正常に動いてこそなんですよね。
私の考える緊急時とは、そもそもスマホが使えない状態〜何らかの理由でモバイルバッテリーから充電できない、病気で動けなくなって自分で位置情報さえまともに送れない、滑落時にスマホがとこかへ行ってしまった。道迷いで沢をくだっていたら(沢を下ったらダメだけどパニクるとそんな定石が通用しないことは実感済)滝つぼに落ちた〜など、要するに自分が正常な状態でなくなった時です。
そんな時の命綱(もしくは遺族のための遺体捜索)としての意義はココヘリには十分あります。
一方ココヘリのコストは私の場合は小さい。これは考え方によると思うけど、現在年会費は4,015円(次回更新時は、4,815円)。私の場合は、平均して月に4〜5回は登山するので、値上げ後の1回あたりのコストは100円未満です。それで少しでも家族が安心できるのなら安いもんだと思ってます。(Garmin in reachなんぞ、イニシャルコストもランニングコストも、私にとっては論外です)
そうは言っても「圏外」がなくなるのは時間の問題でしょう。
なぜ、圏外がなくなることに対してそんなに歓迎ムードになれるのか、私には全く理解できませんが、そのこと自体はここでは触れません。
ただ、私のように圏外がなくなることを歓迎しない者や、ココヘリの有用性を認めている者がいようと、ココヘリは、捜索システムが今のままであれば、残念ながらいずれ淘汰される運命にあるでしょうね。ココヘリのプレゼントキャンペーンには、そんな現状に対する焦りが感じられます。それでも、自分にとって必要なものを考えると、私はしばらくはココヘリを解約しないでしょう。
詐欺的かはともかく、JROの期間が長い人ほど、裏切られたと思うのは無理はないでしょうね。
私の場合は、1年ほどだったので、そこまでは感じませんでしたが、結局チーム安全登山に加入しました。
ただ、今のココヘリの仕組みだとじり貧なんでしょうね。
県警などの捜索でココヘリを使える自治体も増えているので、ヘリ捜索のサービスをやめて、受信機端末の貸し出しぐらいにサービスを限定するなどして、継続して欲しいところです。
こういう遭難対策って、1つに頼るのは危険で、kazucchi42さんのように独立した複数の対策を取るべきだと思ってます。
遭難対策に限らず、いくら便利だからといっても、アプリでもなんでも1つに集中させることこそが危険だと思ってます。
仰る通り、ココヘリはジリ貧でしょうね。企業としての一定の規模を維持しなければならないことから、今後どのようなサービスを提供出来るかが勝負どころでしょうね。いろんな意見があるようですが冷静に見守っていきたいと思ってます。
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