YAMAPが肝入りで導入したDOMOが終了するとのこと。
https://note.yamap.com/n/ne631465b19a0
ユーザーから叩かれまくりのDOMOでしたが、山における利他的な行為、共助の精神という理念を浸透させるために、あえて、ユーザーに支持されていた「いいね」を廃止して、導入されました。
私がヤマップユーザーであった当時、「いいね」廃止に対する批判が渦巻くなか、DOMOにそれなりに共感できたので、擁護するモーメントやコメントもそれなりに書きました(ほとんど支持されませんしたが(笑))。
その後、目指すべき意図はユーザーに浸透せず、やはり登山路補修等への利活用など資金面の矛盾が大きくなり、最近では、完全に目的を見失ってしまっていた状態でした。スポンサーからの圧力も強かったと推測します。
さらに、DOMOでは、SNS隆盛の核心ともいうべき承認欲求を刺激しないという点が、最後までユーザーの支持を得られなかった要因だと思います。私から見ると、その点が逆に良かったのですがね。
短い間でしたが、1つの「社会実験」が終了したということでしょうね。
スポンサーの意向などは置いておいて、企画そのものについて考えると、やはりコーディネーターが必要だったんだろうと思うんですよね。
登山道整備が人手不足、資金不足でできないという話は聞くのですが、方法はこのDomoも含めて探せば色々あります。でも、そこに踏み出す労力を考えると、それを厭わない人がその団体にいないと難しいんですよね。
多分、Domoの支援が欲しい団体はたくさんあったと思いますが、それをスムーズに繋ぐ人や機能がなかったということかなと思います。
コンセプトは非常に良かっただけに残念ですが、問題点は見えた気がします。
DOMOが始まった当時は余り考えませんでしたが、こうしてDOMOの経緯を見たりすると、カネを出すという段階で大事なのは、資金を受け取る側に対する拠出者との顔が見える関係(是非ともカネを出したいという思い)がないと厳しいと思うのですよね。例えば、飯豊を普段から歩いてれば、飯豊の整備にカネを出したいと思いますが、どこかの知らない山の窮状をいろいろ言われてもそういう気にはならない。いかに直接的な関係を構築できるかが大事だと思ってます。
単なるお金の「橋渡し」的なものでは不十分だと思いました。私を含め、人はそこまでお人好しになれない。結局、ユーザーの資金拠出をふるさと納税にシフトさせていきましたが、効果はかなり限定的なもののような気がします。
それにプラスして、YAMAPの場合には、そういった慈善性を利用して、営利性を追求せざるを得ない部分が出てくるので、なおさら難しい。
ヤマップは、かなりのユーザー数がいるのだから、潜在力があるだけに、もう少し頑張って欲しいところなんですけどね〜
登山路補修などで結構なDOMOを供出しましたが、最近ではDOMOを使用できる
ものもほとんどなく、毎週結構な数のDOMOが無効になっており、なんだかなー、
と思っていました。
承認欲求を刺激しない点が良い、というお考えには100%同意します。
批判の多かったDOMOですが、登山道補修等で協力したいと思った方や補修作業に関心をもった方が増えたのは実感としてはありますが、ホント最近は、いったい何のために、このやりとりをしているのかわからなくなってましたよね。
承認欲求自体は、おそらく人が本能的にもっているものだと思うので、それ自体は否定しないけれど、過剰に刺激されると、自分主体の行動ができなくなってしまうという問題がありますね。そういう部分にメスを入れたDOMOによる当時のヤマップの取組みを私は評価していたのですが・・・
日記の取り決めについて教えて頂きありがとうございました。
一度消去して再度掲載した日記も閲覧いただきありがとうございます。
ヤマップは全く未使用で上記内容にはついていけてないですが、いずれにせよヤマレコは継続していこうと思いました。
ヤマレコの事務所も松本市内で場所の情景も手に取るように分かるし、そんな愛着も含め、私はヤマレコかなと
私の場合は、今はヤマレコを利用し尽くしているけど、以前はヤマップの有料ヘヴィユーザーでした関係で投稿しました。
山に対するブロッケンさんの姿勢からすると、ヤマップには触れると、怒りの感情が沸騰するかもしれませんのでご注意を(笑)
またしても、そんな意味でも再度ご指導をありがたく思います
閲覧される人の中にはヤマップと両方の方もいると思いますので・・・この辺にしておきます
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する