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なぜ、スマホで現在位置がわかるのに道迷い遭難するのか？
西吾妻山周辺は、東北では、南東北では蔵王と並んで樹氷の名所です。特に天元台方面からアクセスするとロープウェイとリフト３台を乗り継ぎ、標高１８２０ｍまで上がれる。ここから先は、なだらかな稜線が広がり、稜線上は、オオシラビソの森（スノｰモ
１ 山名問題の“再燃”？
実は、この山名問題、“再燃”することもあったそうです。
新地図が発行された昭和３５年から３０年以上経過した平成４年ころ（「三斗小屋温泉誌」の出版後）ですが、当時の黒磯市が、国土地理院に対し、新地図について、山名が混乱して困るから何とかして欲しいと要望したこともあった
１ はじめに
では、旧地図から新地図が書き換えられた際にどのような事実があったのでしょうか？
地図に関しては、国土地理院の「地形図・地勢図図歴 - 地図・空中写真閲覧サービス」で、地図の図歴を確認できます。これによると昭和33年の測量、昭和35年5月30日発行の新地図で問題となっている山名表
１ はじめに
これまで、私は、裏那須の山名問題ついて、新旧２枚の地図と裏那須の３枚の写真を踏まえて、コメントしました。その中で、旧地図から書き換えられた新地図の表記は「誤記」などの「事務的ミス」ではない？と問題提起させていただきました。
今回から、資料等に基づき掘り下げたいと思います。
1 写真の紹介〜裏那須の「表」と「裏」について
会津では、旧地図による山名が正しく、新地図が事務的ミスによって山名が入れ替わってしまった（その結果新地図の「大倉山」と「三倉山」の山名は誤り）という仮説を検証するために、現地の象徴的な写真をご紹介したいと思います。
2 裏那須の「表」と「裏」
１ はじめに
先月、私は、裏那須のレコをＵＰしました。そのレポに、以下のような記載をしました。
「ところで、大倉山と三倉山には歴史的に山名問題があるので、興味あったら調べてると面白い。私の見解は現在の国土地理院地図の名称で問題ないと思っている。」
実は、この記載をするために、私自身かなり神
私は昔の登山は知らないけれど、登山ＳＮＳの隆盛を見ると、本当に便利な世の中なんだと思う。
今はＳＮＳでピンポイントでお花の開花状況を把握できる。ＳＮＳで、「お花」の現在を把握できるので、きちんとＳＮＳをチェックすれば、「早過ぎた〜」とか「遅かった〜」とガッカリすることはない。
私も、以前は
１枚目の写真全体を見て、「袖泉」と聞いて、写真のどの部分を連想しますか？
本来（もしくはかつて）の「袖泉」は、北泉ヶ岳から南側に伸びる稜線付近（泉市史(86年)など文献によっては北泉ヶ岳を「袖泉」と呼ぶ）のことであって、これとは全く別の場所にある、冬期限定ルートとして定番になりつつある泉ヶ
「うつくしま百名山」から２０年以上の歳月を経て、最近の山の状況を踏まえて更新された「新・うつくしま百名山」。私も、会津へ行った際に購入しました。旧版はみたことがないので、直接的な比較はできませんが、新版は、地図はもちろんのこと、登山道情報や周辺情報、山にまつわる歴史など、一つ一つを丁寧かつ、充実し
日記
カテゴリー「山を考える」の日記リスト
全体に公開
2024年 02月 28日 15:57山を考える
過剰な規制が違法登山を誘発する（草津白根山の状況を踏まえて）
何らかの規制をする場合に、規制を発した自治体が、その規制の内容を正確に明示することって大事だし基本だと思う
私は、草津白根山などという山には興味がないものの、同山に興味のない第三者の意見として、お許し願いたい
最近、この山に関する諸々の記事があったので調べてみた。すると、周辺自治体のＨＰ
2024年 02月 13日 19:17山を考える
スノモン見物の楽しい雪山のはずが・・・あわや遭難！
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2023年 12月 16日 21:05山を考える
裏那須の山名（三倉山と大倉山）は、なぜ旧地図から新地図で表記が逆になったのか？（その６） 〜新地図への修正のその後とまとめ〜
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2023年 12月 13日 17:24山を考える
裏那須の山名（三倉山と大倉山）は、なぜ旧地図から新地図で表記が逆になったのか？（その５） 〜地図が書き換えられた当時どのような歴史が存在したのか〜
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2023年 12月 12日 13:21山を考える
裏那須の山名（三倉山と大倉山）は、なぜ旧地図から新地図で表記が逆になったのか？（その４） 〜現在の書籍上での取扱いはどうなっているのか〜
１ はじめに
前回、裏那須の山名を巡っては、下野側と会津側の２つの主張が存在することを取り上げましたが、今回は現在の書籍ではどう取り扱われているかを取り上げたいと思います。
本来ならば、下郷町や那須塩原市の地誌なども拝見したかったのであるが、今の私には、そこまで拝見する余力はありません。そこで
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2023年 12月 11日 12:12山を考える
裏那須の山名（三倉山と大倉山）は、なぜ旧地図から新地図で表記が逆になったのか？（その3） 〜呼称に関する２つの主張の存在〜
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2023年 12月 09日 12:35山を考える
裏那須の山名（三倉山と大倉山）は、なぜ旧地図から新地図で表記が逆になったのか？(その2) 〜新地図の山名は「誤記」なのか？〜現地感覚から〜
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2023年 12月 07日 15:49山を考える
裏那須の山名（三倉山と大倉山）は、なぜ旧地図から新地図で表記が逆になったのか？（その1） 〜ブログ記事「裏那須の山名誤記についての見解」に対する私のコメント
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2023年 03月 27日 12:14山を考える
ＳＮＳに見るお花情報について思うこと
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2023年 02月 15日 17:35山を考える
泉ヶ岳界隈の�狢祇��瓩箸いδ名里砲弔い�
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2022年 12月 01日 12:28山を考える
危険箇所の表現方法の難しさ
某山（ある程度、テクニカルな要素がある山）の登山記録で、ある方が
「足がすくむような危険箇所はないように思います」
と表現されていました。
これを見たと思われる方が、後日ほぼ同じルートを歩いたようで、活動記録には、「情報で『足がすくむような場所はない』の言葉を信じ、安易に参加してしまったの
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2022年 11月 16日 12:22山を考える
山行前にどれだけ情報を入手して登るか？
山登りを経験するにつれて、ガイドブックや活動日記等で、事前に入手する情報内容も変わってくる。
今の私の場合は、積雪期を除けば、駐車場の情報と駐車場までのアクセス（林道の場合）以外は、ほとんど調べないで登る（但し、地図はきちんと見る）。
振り返ってみると、以前は登山道の様子、危険箇所、道迷い
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2022年 09月 20日 18:20山を考える
せっかく来たんだから・・・
例えば、なんとか連休をとって日本アルプスに向かうと悪天候。それでも「滅多にない機会、せっかく来たんだから・・」と悪天候のなか、無理な山行をすることに対しては、批判も多いし、私も、そのような山行に対しては危険極まりなく、そんな山歩きは絶対にしたくないと思っている。
しかし、自分も同じ立場だっ
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2022年 06月 10日 16:03山を考える
あえて「百名山」にコメントする
ちょうど1年前に、「深田久弥の『日本百名山』という妖怪とのたたかい」という日記を何回かに渡ってここに書いた。ちょうど一周年ということもあって、現時点での私の「百名山」への思いについてコメントしようと思う。
1年前に書いた日記は「百名山」（深田百名山のこと、以下同じ）を踏破するお金も時間もないこ
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2021年 12月 06日 17:41山を考えるレビュー（書籍）
地域の「百名山」の意義を改めて考える〜「新・うつくしま百名山」を例に
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2021年 08月 06日 12:55山を考える
深田久弥の「日本百名山」という妖怪とのたたかい6
⑶ 「環境的見地」から
さて、私があえて「日本百名山」を目指すことをしない理由を前回と前々回と述べてきたが、最後に環境保全の見地から指摘したい。これは多くの方が指摘しているし、「傷だらけの百名山」(加藤久晴)３部作でも取り上げられているところでもある。狭い国土に１億人以上の者が住んでい
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2021年 07月 16日 14:46山を考える
深田久弥の「日本百名山」という妖怪とのたたかい5
⑵ 「権威」に対する嫌悪
次に私が、あえて「百名山」の「踏破」を目指さない理由は、「百名山」のもつ権威臭さである。私には、「百名山」という選別が、「百名山」があたかも格上であるかのような山の序列を社会的に作り出しているように思えるのである。
しかし、客観的には山に格上も格下もない
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2021年 07月 07日 12:54山を考える
深田久弥の「日本百名山」という妖怪とのたたかい４
これまで、「百名山」のことを書いて、皆さんからコメントをいただいているうちに、少しずつ「百名山」なんてどうでもいい存在になってきたのだから不思議である。
とは言うものの、「百名山」に対して私がどのようなスタンスをもっているかを述べないことは、これまでコメントをくださった方に対して失礼だと思うので、
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2021年 06月 25日 15:54山を考える
深田久弥の「日本百名山」という妖怪とのたたかい３
前回、なぜ多くの方が「百名山」の「踏破」を目指すのかについて問うてみたところ、多くの方からコメントをいただいた（コメントくださった皆さん、ありがとうございます）。その結果、私が多くの方に抱いている思いは意外と私の偏見というか、思い込みによるものであるとわかり、少しホッとしたところである。
では
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2021年 06月 18日 10:43山を考える
深田久弥の「日本百名山」という妖怪とのたたかい〜２
前回、自分があえて深田百名山を目指さない正直な気持ちとして「嫉妬心」があると書いた。
では、体力と時間、金があったら深田百名山を目指すのか？やっぱり目指さないのではないか？いや「目指したくない」というのが本音だ。
その理由は、一言でいうのは難しい。
ただ、それを言う前に問いたいのは、「百名
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2021年 06月 10日 13:41山を考える
深田久弥の「日本百名山」という妖怪とのたたかい
深田久弥大先生が選定した日本百名山（以下、「百名山」という、なお、三百名山及び三百名山の中から抜粋した二百名山も本質的には同じ類いです。）の「踏破」を目指すことは、私自身の登山スタイルではありません。むしろ私は深田百名山に対して「アンチ」なんだと思う。
その感覚的理由としては、正直申し上げると自分
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