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西吾妻山周辺は、東北では、南東北では蔵王と並んで樹氷の名所です。特に天元台方面からアクセスするとロープウェイとリフト３台を乗り継ぎ、標高１８２０ｍまで上がれる。ここから先は、なだらかな稜線が広がり、稜線上は、オオシラビソの森（スノｰモンスターの名所）が広がります。
私たち夫婦は、先日１２日、西吾妻山で、西大巓から天元台へ戻る際、悪天候に見舞われ、やっとの思いで下山することができました。しかし、スマホで現在位置がわかっても、こうやって遭難するんだな〜とつくづく実感しました。
�＾�天候によるホワイトアウト
今回、悪天候により、ホワイトアウトになりました。ホワイトアウトになると、自分の正面の視界どころか、地面も凹凸がわからないほど真っ白になります。そのため、新雪の雪深いラッセルを常時強いられるだけでなく、ツリーホールや予想外の段差にハマったりで、なかなか前に進むことができません。そのため心身がどんどんすり減ります。
また、こういう天候の時は、自分たちが今作ったスノーシューのトレースさえもすぐにかき消されます。
�▲好泪朧預犬肇好泪曚砲茲詈�向のズレ
�，里茲Δ幣�況になると、どうしてもスマホにすがってしまいます。ただ、スマホで現在位置と歩く方向を定めても、歩いているうちに、すぐに方向がズレます。本来ならば現在地がわかっているのだから、コンパスを利用すべきであるが、オオシラビソの森の中でコンパス直進がなかなかできないため、つい自分の現在地がわかるスマホに頼ってしまう心理状況に陥ります。
��リングワンデリングと益々のスマホ依存
スマホで方向を定めても、すぐにズレてしまい、時には、リングワンデリングのような状況も出てきます。それゆえ、スマホを見る間隔がどんどん短くなります。当然のことながらスマホのバッテリーが低温によりどんどん減っていくという悪循環に見舞われます。写真の軌跡をよく見ると今回の彷徨ぶりを示してます
�つ祺垢砲茲襯好泪曚量妓�化と現在地の喪失
そのうち、低温過ぎてスマホが回復しなかったり、モバイルバッテリーの容量もなくなって、現在地の把握すらも不可能になってしまう・・・
私の場合は、��までの段階で、なんとかスキー場のゲレンデトップに営業時間すれすれに到着できたから助かりました。
しかし、もう少し距離があったら、�っ奮�に至って、遭難になっていた可能性もあります。今回ほど、悪天候の怖さ、視界が失われた時の人間の感覚のいい加減さや、登山中のスマホ依存の怖さを感じたことはありませんでした。
スマホでもTORQUEみたいにタフネスタイプだとマイナス２０度対応もありますけど、ごついですからね。
普段ならば、こんな悪天候時に山を歩かないのですが、天候の読みを間違えました。普段は、スマホを見ないで歩くのですが、イザこういう場面に出くわした場合の自分の危機管理能力のなさを露呈する結果となりました。イザというときのスマホ頼みはダメですね。
樹林帯の中というのは、木を避けているうちに南に向かっていたはずが東になっていたりと、簡単に方向がズレるんですよね。さらに地形に引っ張られたり。
でもやっぱりこういう時は方向を定めてとにかくコンパスなんでしょうね。
経験の共有ありがとうございました
まあ、恥ずかしい軌跡を見てやって下さい。先日の岩手でも実感しましたが、オオシラビソの森というのは、本当にルート維持が難しい。先日実感したはずなのに、全く経験が活かされていない自分がイヤになります。
今回は、西吾妻山の前後で、本当に遭難するのではないか？と焦りました。。本当にコンパスを常に見ながら進むことが大切ですね。でも、自分が追い詰められているとそういう理性が働かないこと、今回は本気でそれを実感しました。普段から必要以上にコンパスによる進行を実際にしないとこういう時に使えないですね。
ボクも八幡平で茶臼岳の手前の大シラビソの樹林帯は全く思い通りのルートで歩けませんでした。
多分、歩けないものと思った方が良いです。楽な方、楽な方に引っ張られたりしますしね。
そう考えると、ホワイトアウトにならなくても、常にコンパスを見ながら歩くのが正解かもしれませんね
今回も、前半ですが、コンパスで方向を定めて、コンパスで確認しながら歩いた箇所は、うまく乗り切ったんですね。でも後半は焦りが先に来てしました。
こういう方向が定まらない森で、普段からコンパスを使って、歩ききる経験を繰り返さないと、結局、生きた経験にはならないですね。次回、実践したいと思います
今回、全く同じルートを歩いたのですが、改めて視界不良の森の怖さを垣間見ました。
当日は、人が多く入っておりトレースがほぼあったのですが、てくてくてくさんのレコの軌跡を読み返しながら同じ条件だったらと思うと、、、。
この日記を読んでからの山行でしたので、ホワイトアウト時ほコンパスをあわせながら歩きました。
おかげさまでした、ありがとうございます😊
レコも拝見させていただきました。後半は青空も顔を出し、なかなかのお天気だったようで、近くのミニモン、遠くの飯豊を眺めながらのスノーハイク、最後はミニスキーでの滑走、気持ちよさそうですね。ここは、本当に好天時と荒天時の難易度が極端すぎますね（笑）
私のレコが反面教師として、少しはお役に立ったかと思うと嬉しいです。
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