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・・・と言われても、私は、自分が愛用しているからといって、他人に何かを薦めるのが得意ではない。結局は、その人次第というのがあるからだ。
しかし、「類は友を呼ぶ」というのか、なぜか私の周りの方は、一般的なシェアにもかかわらず、ヤマレコユーザーばかりである。別のアプリとの兼用の方もいると思うけど、私が薦めなくとも、勝手にヤマレコを使用されているので、特に薦める必要がない、というのが正直なところ。
そこで、私が自分自身にすすめる理由を考えてみた。
もともと(今も同じだが)、私は、自分が歩いた山行記録を自分のために残したいと思ったのがヤマレコとの出会いの出発点。他の方が日記であげているようなヤマレコの機能面の秀逸さは確かにあるといえよう。また、登山者に寄り添った一貫した姿勢ももちろんある。
https://www.yamareco.com/10th/?p=6897
(15年目直前の「なぜヤマレコを作り続けるのか」)
ただ、私にとってヤマレコのいいところといえば、「自分とアプリ、あるいは自分と他の登山ユーザーとの適度な距離感を保てる」というのが、一番大きい理由だと思う。
例えば、よく比較されるヤマップは、アプリ自体が持っている「登頂した山の数」の圧とか、他のユーザーの映える写真や健脚自慢、失礼ながら(私にとって)粗製濫造ともいうべき過剰な山行日記の数等にウンザリ・・・そのSNS的な側面が私の性に合わないことや、別の用事があって、週末に山に行けないと「おいていかれる」感覚に悩まされたりと、私の心の中に、「自分以外のものがずかずかと入り込んでくる」「他のモノに影響される」感覚があって、自分は本当に山が好きで登山をしているのか??よくわからなくなっていた。(ついでに言うと、私自身が他人に、私が抱くような感情を与えていたとも言える)
この点、ヤマレコ自体には、そういったプレッシャーはない(実はそれがアプリとしてのヤマレコの弱点かもしれない)。例えば、「登った山リスト」とか「ヤマレコステージ」などの仕組みは、なぜか私にとってはプレッシャーにもならないし、ある意味、どうでもよい存在である(すいません)。意識するものをあえてあげれば「赤線繋ぎ」程度かな(この赤線がユーザー山行の目次代わりとなる点も秀逸)。それに、ヤマレコの場合、他人がどのような山行をしようと私は全く気にはならないし、むしろ駐車場や水場情報などのために、ニュートラルに他の方の山行記録を拝見でき、欲しい情報はしっかり共有できる。
まあ、私としては、山行記録よりも、むしろヤマレコ日記の方を楽しませてもらっているのが正直なところだけど(笑)
当然のことながら、上記のことは一般的な話ではなく、心が強くない私自身の体験によるものなので、誤解無きように・・
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