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ダイトレといえば大阪を代表するロングトレイルです。トレイル上の二上山、大和葛城山、金剛山、岩涌山といった山々は単体でもたくさんのハイカーで賑わいます。
しかし久しぶりに走って、登山口へのアプローチが厳しくなったなと感じました。
今回は近鉄当麻寺駅から二上山へ登り、岩橋山、大和葛城山、金剛山へと縦走する計画です。途中で離脱ポイントとして大和葛城山からロープウエーでの下山、水越峠からバスでの下山を設定し、実際に大和葛城山で離脱しました。
大和葛城山からのロープウエーは30分に1本ありますので、17時の最終までに乗れば下山はできます。ただ、問題はロープウエーの駅から最寄りの鉄道の駅までのバスが極端に少ないことです。
私は15時のロープウエーに乗り5分ちょっとで麓に着いたのですが、そこから近鉄御所駅へのバスは17時15分までありません。バスは土休日でも1日に6本のみ。ツツジとススキの季節は4本増便されますが、それでも本数が少ない。
大半の客はマイカーを利用しているようで、ロープウエーの駅近くには大型の駐車場がありました。でもマイカーやタクシーを使わないと行きにくいロープウエーってやっぱり不便ですよね。
ダイトレのコース上はほかにも金剛山のロープウエーが廃止に。水越峠へアクセスする金剛バスも廃止され、コミュニティバスとして残ったものの歩く距離が増えました。
都市近郊の山は気軽にアプローチして気軽に離脱できるのが利点だったのに、ダイトレは年々難しくなってきているように思います。
最近、奥多摩の山に行く機会があったのですが、あちらはJRが結構な山奥まで伸びているし、登山口へのバスも多い印象を受けました。同じ都市近郊の山でも東京と関西とでは違うなと。やはり、都市のボリュームが大きくないとアクセスも弱くなってしまうのでしょうか。
「マイカーでいけばいいじゃないの」と思うかもしれませんが、マイカーだと「プハー」ができない。私はこれのために山に行っているようなものなので。
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