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この春、小3の孫がボースカウトに入ったという話を聞いたときは、「え!あの子が?いつもママに甘えてばかりなのに」とビックリしたが、すぐ5月に「三の塔」、6月に「仏果山」と続けて1泊登山に行ってきたという報告を受けてさらにビックリ、そんな頑張り根性があったのかとちょっと見直した。
でも6月に「仏果山」とは???・・・あそこは確かヒルの巣窟ではなかったか、子供を連れてそんなところへ入って行くとは、ボーイスカウトのリーダーは何を考えているのだろう、疑問に思っていた。
そこで孫に会ってから真っ先に
「山にヒルはいなかった?」
と尋ねてみた。
「うん、いたよ。」
平然としている。
「食いつかれなかった?」
「うん、あちこちね、足とか腕とか、寄ってくるんだよ・・・血が出たよ、他のみんなもね」
「ウワー、怖い、大丈夫!」
「あれはね、足をどんどんさせて歩くと落ちるんだよ、落ちなきゃ塩をかけるといちころだよ、何ともないよ!」
まったく気にしない様子だった。
うーん、普段の孫からは想像できない反応にまたまた感心してしまった。
それで気が付いた。そうか、リーダーは、子供たちにヒルに慣れさせるためわざと6月という梅雨の時期を選んで東丹沢へ連れて行ったのか。いやあ、それなら大変良い訓練だったと思う。プロのやり方はさすが違う。
山レコでも他でもヒルが、ヒルが、と騒がれているけど、当初から孫のような教育を受けていれば何ら恐れる必要はないわけだ。大袈裟な話に自分もびびっていたが、これからは少し気が楽になった。お爺ちゃんも頑張るからね・・・そのうち一緒に丹沢へ登ろうね、間に合うかしら?
(写真1)
おじいちゃんからプレゼントの幼児雑誌。お手軽だが、私が子供だった戦後間もない頃は学校の帰りに本屋の店先で眺めるだけだった。親に「買って」とねだることも躊躇われた。その終戦後の頃の憧れがいまだに尾を引いている。本物のプレゼントは妻がいろいろ用意するので、爺々は毎年これにしている。
(写真2)
おじいちゃんがつくった金時豆。食事の一助にと持参した。みんな好きなようなのでいつも持参している。まあ、自分が一番好きなだけなんだけど
(写真3)
右端 80歳の時に当時4歳の孫からプレゼントされた絵、もらった時は「ウワー」と思ったが、毎日眺めているうち成程、成程、幼児の直観力は恐ろしいものだと思うようになった。
中央 84歳の時(2年前)に当時7歳の孫(ヒル男)からプレゼントされた編物(?)、男子なのに手先が器用で保育園で覚えた編み物にまだ熱中していた。女々しいわけでもなくやはり次男坊で年子の兄と取っ組み合いをすることも多い。すでに「三の塔」、「仏果山」と登ったというから、この上なく末頼もしい。
左端 一昨年、私が「子の権現」に寄った際、当時2歳の孫娘のため自分の分とお揃いで買ったワラジ、足が丈夫に育ちますようにと祈願した。おかげで兄2人に交じってたくましく育っている。今はママの料理を手伝うのが大好きらしい、女の子はやはり可愛いものです。
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