一つ、このあたりの大事な道を忘れていました。
旧東海自然歩道、奥野歩道、つまり、大滝峠から、畦ヶ丸西麓・大界木山南麓山腹を巻いて、信玄平に行く道です。
この道はいつころからあったものなのでしょうか。
大滝峠を中間点として、諸窪歩道とつながっているので、もともと1つの名前の1本の山道であったのかもしれないですね(奥箒沢から道志に行く道とすると、ずいぶん紆余曲折していますが(^^;)。
どうもこのあたりは、昔からいろんな山道が網の目のように通っていたように思えてきます。
それにしても、昔の道は山腹を巻くのが大好きですね。
丹沢の古い道などを歩いていると、尾根をきっちり通る道というのはほとんどなく、必ずといっていいくらい沢の少し上に道が切られていて、峠直前あたりで山腹をぐぐっと曲がりつつ登り、稜線に出るように作られています。
わざわざ崩れやすい沢に何本も木橋をかけて渡り、距離も長くなるのに、そこまで尾根を歩きたくないのかと言いたくなります(^^;
ようするに、今の時代の林道と同じことで、傾斜を緩く一定に保って歩きやすくしているのだと思うのだけど、ほとんど年ごとに整備しなければならないのが大変な手間ですよね。
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