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左は、犬越路のちょっと檜洞丸より(5月)。
右は、畦ヶ丸の東尾根の頂上直下(7月)。
ササの花は50〜60年に1度だけ、数キロの範囲が一気に咲き、その後はすべて枯れるとか。その後少しずつ新芽が出始め、元のようになるのは10年以上かかるそうです。
(1株のササが横に伸びるスピードは、1年に1メートル程度だとか)
そういえば畦ヶ丸直下は、ネット上ではササが多いということでしたが、そのほとんどが枯れていました。
もしかしたら、丹沢のササ原のある程度は、今年全部なくなるかもしれませんね。
そうなった時は、それはシカの害ではありませんので、シカのせいにしないようにしないと(^^;
というか、他の一年生の色々な植物にも、もしかしたら群生としての100年単位のサイクルがあったりしないのでしょうか。長すぎて、人間にはまだ知られていないような(タケは120年で開花・枯死すると、「推定」されているそうです(^^;)。
実は、シカのせいにされてる植生の変化は、いくつかの植物のサイクルが、偶然にも重なってしまった自然のサイクルだったりして。。。
(ハインラインの『大当たりの年』っていうSFがありました。あらゆる事象のバイオリズムみたいな周期が、全部偶然に最低に重なってしまうという破滅小説)
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