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日記は写真が3枚と少ないので、鉄道に関しては本文は日記に、写真は伊勢神宮参拝散策レポに載せています。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2182627.html
路線地図を見ると、松阪から家城辺りまでは、近鉄の大阪行きとほぼ平行するルートで、その後山奥へ南下していき、北の名張までつなぐという、意味不明な遠回りをする路線計画で途中で先の計画が無くなった、いわゆる盲腸線です。
全国で唯一駅員さんが行き違う両列車にスタフを運んで交換するという珍しい路線で、それが行われる家城駅は鉄道好きには有名だったりします。
災害でよく不通になる路線で過去には6年半もバス転換論議や工事で不通が続いたのに復活したこともある、奇特な路線です。
名松線全体の営業係数が423円で、100円の売上のために423円の費用がかかる大赤字路線ですから、特に人の少なくて数字ももっと悪いであろう家城〜伊勢奥津は廃止されると思っていましたが、東海道新幹線の黒字の恩恵ですね。廃止されませんでした。
それにしても実際乗ってみると、通勤通学者のいない土曜日の昼頃という事情はあるとはいえ、松阪のスタート時で自分を含めて3人、途中1〜3駅乗車の客が3人で、家城から先は2度に渡り乗客1人で貸し切りでした。
帰りは家城まででしたが、伊勢奥津のスタートが3人、途中乗車が1人で、家城からは松阪へ遊びに行くのであろう学生が8人くらい乗ってきました。
平日の朝はどんな感じなのでしょう。興味が湧きます。
せっかく復旧しましたがこれでは家城から先の路線維持はだいぶ厳しいですね。
便利な都市近郊の人間が、もっと乗らない と とは安易には言えないのは承知はしていますが、反対運動の時だけ集まり、普段は乗らず、反対集会にも車で集まる
と 揶揄される沿線の高齢住民の現実を目の当たりにした気がします。
伊勢奥津駅舎の垂れ幕がなにか無残な気がします。
それはともあれ、この名松線の乗車で、近畿地方(三重を含む)のJRで乗っていないのは、わずか数キロの和田岬線だけになりました。
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