春の妖精 セツブンソウ

　私の住んでいる富士宮地区ではセツブンソウは絶滅したと言われている。全国的にも数が少なくなり準絶滅危惧種ＮＴに指定されている。そんなセツブンソウが山梨県三郷町で見ることが出来るとのことで今日、見に行ってきた。
　国道号３５８線から上九の湯の先で県道３６号線に入る。以前のブログを見ると、路肩に節分草の案内表示があることになっていたが見当たらない。結局、2回も車で通りすぎてしまい、やっとそれらしき場所を見つけた。
　ここは渡○さん家のすぐ裏で案内表示がなければ見つけることは難しい。三郷町の観光案内パンフレットにも載っているようであるが、ただ単に県道３６号線を車で走っていては判らないのではないかと思う。渡○さんが丹精込めて保護し、整備された群生地を好意で開放してくれているが、おそらく好意に反したモラルの低い見学者がいて、盗掘や花を踏みつけるなどが頻繁に起き、案内表示を撤去したのかもしれない。そのため私も敢て、詳細な場所は記さないことにする。
　セツブンソウの群生地にはまだ少し早い感じではあるが、可憐な小さなセツブンソウが一生懸命に咲いていて、私は初めて見ることが出来て癒された。
　最近は山歩きをしていても山野草、高山植物の花ばかりに目がいってしまう。山野草の写真収集にセツブンソウを追加できたことに満足して家に帰った。