駿河に住む越のコバイモ(高草山)や甲斐コバイモ(富士宮)は今が見頃になっている。それならば甲斐に住む越のコバイモや甲斐コバイモも咲き始めたのではないかと様子を見に出掛けた。
先ずは甲斐の越のコバイモの自生地を訪れると、登山口から自生地まで枯葉色だけで緑の芽吹きは一切見られなかった。従って登山道脇に咲くヒトリシズカ、ヤマエンゴサク、ミヤマエンレイソウなども芽が出ておらず花はまだまだ先のようである。
気を取り直して車で1時間ほど離れている甲斐コバイモの自生地を訪れると、こちらも春はまだまだ先でカタクリやキクザキイチゲがかろうじて芽吹き始めた状況であった。こちらの地方は少し前に積雪もあり、雪の無い駿河に比べて今年は大幅に開花が遅れている感じである。
コシノコバイモ自生地でお会いしたご夫婦も今年は例年より遅いと話していたが、なんとカイコバイモの自生地でもまたご夫婦にお会いした。花好きの考えることは同じようであり、お互いに慰めあいお別れした。
高草山のキスミレもかなり咲いているようであるが富士宮の群生地にも寄ってみたがやはり先日、積雪があったためか芽吹いていない。
仕方なく今が見頃の富士宮のカイコバイモを見て帰ることにした。こちらは花数も多く柵の近くでも多く咲いているので写真を撮るにも苦労しなくてすむ。
今日は甲斐の国の花には縁がなかったが、市川三郷町のミスミソウが咲き残っているのではないかと寄ってみたら10株ほど見ることが出来たのが唯一の救いであった。(セツブンソウは当然ながら終わっていて葉だけとなっていた。)
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