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その場所は今まで、他の花を求めて何回か訪れているが８月は初めての訪問である。広い山肌の草原には夏から秋の花が咲き乱れていた。この中で小さなヒナノキンチャクを探し出せるかと不安を抱きながら歩く。案の定、登りでは通り過ごしてしまい山頂へ。下りは別のルートを歩くつもりであったが、今日の目的はヒナノキンチャクなので来た道を引き換えし、見当を付けておいた付近を丁寧に探し、やっと発見。想像していた以上に目立たずにひっそりと咲いていた。写真を撮るが安物のコンデジカメラでは上手く撮れず物足りなさを感じたが芸術写真でなく記録の写真だからと自分に言い聞かせて下る。
今日は５人の登山者と出会ったが皆さん。ヒナノキンチャクが狙いだったようである。その中で登る途中で下山中の高齢な女性から咲いている場所を聞かれたが地図でこの付近のはずだけれど来るときには見つけられなかったことを説明し、再度下りで捜すことを話した。
その女性はヒナノキンチャクを５年続けて探し歩いているが、咲いている詳細な場所の情報を得ておらずいまだに発見できずにいるとのこと。私がヒナノキンチャクを見つけて更にしばらく下って行くと先ほどの女性が休んでいた。女性は、今年はもう咲いていないのかと諦めていたが私が詳細の場所を教えてあげると、これから再度、登りなおして探しに行くとのことでその執念に感心させられた。無事に見つけることができたかな。
本日、出会った花々
タチフウロ、キセワタ、ヒキヨモギ、オミナエシ、マルバハギ、ツルフジバカマ、オオナンバンキセル、カワラナデシコ、フシグロセンノウ、キキョう、マツムシソウ、クサボタン、コウゾリナ、オオダイコンソウ、フクシマシャジン、シロバナツリガネニンジン、ノコンギク、ヤマホタルブクロ、ヘクソカズラ、ツリフネソウ、シシウド、ミズヒキ、キンミズヒキ、アキノタムラソウ、ヌスビトハギ、オトコエシ、アレチマツヨイグサ、ヒルガオ、クルマバナ、ツククサ、ママコノシリヌグイ、コオニユリ、ワレモコウ、ウツボグサ、ユウスゲ、ギボウシ
こんにちは。
かわいいかわいいヒナノキンチャク、地元の自生地はわかっていても目線を下げないと他の草に重なって気づかない、小さなお花てすね(^^)
kapibaraさん、コメントあちがとうございます。
皆さんのヒナノキンチャクの写真を見ていると、簡単に見つけることが出来るように錯覚してしまいますが、現物は本当に難しいですネ。一度でも見ると次からは発見しやすいかもしれませんが、初見参の私には拡大写真のイメージが強くて苦労しました。
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