自然観察会

　隣の富士市では富士自然観察の会が１９８５年に設立され、毎年多くの動物、植物、キノコ類、コケ類等の自然観察会を開催している。私も山野草に興味を持ち始め２０１８年に入会させてもらい、４〜５回／年程度、興味のある山野草の見学会に参加し、先生からいろんな花を教えてもらっている。観察会は富士・富士宮の里山が中心であるが、日頃歩いている場所に気が付かなかった花が多く咲いていたのだといつも驚かされる。
　昨日は、富士宮の天母山公園で観察会が催され参加してきた。何回も訪れているが、昨日はウマノアシガタが満開で草原を埋めていて、その中に咲いている小さなコキンバイザサ、コケリンドウを教えてもらい始めて対面することができた。また背高１ｍ程度のツツジの並木の中に、なんとカヤランがツツジの葉の中に数か所に着生して花を咲かせていたのだ。以前、大きな木の幹に着生しているのは見たことがあったがこんな所にと驚いてしまった。
　これらの花々は私一人で捜しに来ても絶対に見つけることができなかったであろう。これからも観察会にはできるだけ多く参加させてもらい勉強していきたい意欲が強まった観察会となった。
写真１：コキンバイザサ
写真2：コケリンドウ
写真３：カヤラン

コメント

minislope

fujinohideさん、こんにちは。

カヤラン、杉など高い木に着生すると思っていましたが、
梅や柿など低い果樹にもよく着生するとのことですよ。
ツツジにも着生するんですねぇ。
そんな目線で見たことないので見つからないですけど…

fujinohide

minislopeさん、コメントありがとうございます。私もカヤランと言えば大きな木とばかり思っていましたがまさかこんな低木にと驚いてしまいました。恐らく小鳥が運んだのではないかなと考えています。３０人の大勢の参加者が居て、一人の方が偶然見つけたもので捜そうとしても恐らく見つからないのではないかと思います。