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歳と共に山の楽しみ方、登る山の好みも変わってきている。最初は本格的に山に登り始めたのが学校の関係で豪雪地域だったので雪山に夢中となった。そのうちに沢登りに興味を持ち、簡単な滝を攀じることに熱中した。
その後は縦走が中心となり、北、中央、南アルプスの各尾根を赤線でつなぐ事で達成感を得て自己満足をしていた。この時期は全ての3000m峰及び稜線を歩く事を目標にしていた。
ある程度の山数をこなすと展望の良い山から自分が過去に登った山がいくつ見えるか山座同定を楽しみに山に登るようになる。
あるとき、気が付いたら深田久弥の日本百名山も2/3以上に登っており、また日本標高トップ100山も2/3程度まで既に登っていた。それならば日本百名山、標高100山完全踏破してやろうと考えるようになった。中には私の好みではないが日本百名山に選ばれているため単なるピークハントのために登る山も多くあり、完全踏破したときにはこれからは本当に自分の好みの山にだけ登ることができるとホットしたものである。
60歳までに日本百名山、標高100山が終わり、ではこれから登る自分の好みの山とは何か考えて見た。もうガツガツとは登らないで地元の里山的な山に登ってみたくなった。これらの山は本格的に山をやる前、高校生の時に友達と登った山々であり、近くでもまだ登っていない山も多かった。
実際に登ってみるとそれまでほとんど興味を示さなかった高山植物や山野草の花に目が行くようになってきた。勿論、花の名前は全然知らない。写真に撮ってきて本やインターネットで花名を同定する。花の写真が増えてくると今までに撮っていない花を見たくなる。最近は登る山もそこにどんな花が咲いているか調べて、今まで撮ってきた私の写真ライブラリに無い花が咲いている山を目指すようになった。
今は撮り集めた写真を、エクセルで一覧表を作り、クリックするとその花の写真が出るようにリンクさせながら整理中である。まだ整理完了はしないが220種類以上の花の写真といまだに同定できないものが20種類程ある。
梅雨空で山に行けないこの時期を花写真の整理で楽しんでいる。
写真1:クマガイソウ
写真2:イワベンケイ雌株
写真3:レンゲショウマ
こんにちは、hirorineです。
素敵な山人生ですね。hirorineは中高年デビューなので羨ましい限りです
残りの人生ではfujinohideさんの1/10も山人生を楽しめそうもないので、いろいろなヤマのお話楽しみにしています
こんにちは,fujinohideさん
読んでいて,年齢と共に山の楽しみ方を味わうというか
いい歳のとり方だなぁ〜
と感じました。
その中でも,きちんと自分の目標もあって
自分の体力を考えながら,上手く山と共に生きてきたというか・・・
いい日記を読ませていただき,ありがとうございました。
私なりの山の楽しみ方を見つけるぞぉ〜〜〜
fujinohideさん こんばんわ。
私も続けていれば登山歴30年といいたいところですが
中学・高校時代に山に夢中になってその後20年の
ブランクを経て昨年復帰しました。
中高生の頃と44歳の今 山への見方が変わりました。
若いころは山の緑や紅葉にそれほど目も行きませんでしたが
里山のなにげない風景に惹かれるようになりました。
もちろん 今でも北アや冬山に行ってみたいですが
息の長い山登りができれば良いなあと思っています。
fujinohideさん、こんばんは
私の人生と同じくらいの登山歴なのですね。
これからの目標を考える上で、参考にさせて頂きます。
百名山はやっと半分くらい来ましたが、まだ完登を急ぐのかどうか自分のスタイルを決めかねています。今年の夏休みは百名山ハントを中断して、ルート(赤線)に拘る山歩きに傾いているところです。
ところで、「日本標高トップ100山」は公式(?)なリストは有るのでしょうか? 数え方によっては難しいようなきがしますが。
でも、これは環境が変わってしまっている百名山よりも興味があります。とりあえず、今年は3000mの完登を目指して残り2峰(御岳,乗鞍)には登るつもりです。
hirorineさん、コメントありがとう御座います。
いつも日記や山行記録を楽しく拝読させてもらっています。
実は6月12日、私もサンショウバラを見に不老山を計画していたのですが急に長女が孫3人を連れてきて泊まることになり、今年は断念しました。
登っていればお会いしていたかもしれませんネ。
kayo-piさん、始めまして。コメントありがとう御座います。
私も不器用な人間で山以外の趣味を持つことが出来ず今日に至ってしまいました。
しかし山があったからこそ、今日の自分があると言えるようになりました。
山の楽しみ方は色々ありますのでその時々の自分にあったスタイルで登れば良いと思います。
miccyanさん、こんばんは。
ただ続けていれば良いとは必ずしも言えないかもしれませんが「継続は力なり」で山は人生のその時々で私に力を与えてくれました。
私もこの歳になっても年甲斐も無く、体力的には厳しいようなハードの山行にも挑戦したい気持もまだあります。
fireboltさん、コメントありがとうございます。
日本百名山は深田久弥も「個人の主観で選んだもので必ずしも妥当とは言えないだろう。」と書いているようにあくまでも1個人によるアナログ的な選択です。
しかし標高100山は数字で明確になっているデジタル的選出の100山と言えるのではないかと思います。
どちらを目指すかは個人の考え方ですのでどちらが良いとは言えないと思います。
標高100山は国土地理院発行の「日本の山岳標高一覧
−1003山ー」で25000分の1の地形図に山名が記入されているものの一覧表があり、その中の2500m以上の151座の上から100山です。
最近購入していないので判りませんが「山と渓谷」の年初の1月号の付録「山の便利手帳」の中にも国土地理院のデーターに基づき載っています。
fujinohideさん、情報有り難うございます。
2,500m以上で151座あるんですね! 本州中部にかなり偏在しているはずですから、3,000mが終わったら一般ルートの山くらいは何とか達成したいですね。(鋸岳などはちょっと無理そうですが)
実は20数年山を歩いていて、つい最近まで深田氏の著書を読んでおりませんでした。(寧ろ騒ぎに反発していたり・・・)
40半ばを過ぎ、定年後では完登出来ないような気がして、体力やバランスが必要そうなところを急いでやっているような状況です。ただ、本を読み終えると100のピークハントを急ぐより、マニアが素通りする周辺の素晴らしい山をしっかり登りたいという思いがまた強くなって、とにかくいろいろ登ろうとヤマレコにメンバー登録しました。
これからも宜しくお願いします。
fireboltさん、こんばんは。
標高100山には破線コースや北アの赤沢山のように地図にルートが載っていない山もありますが事前に情報を集めルートファンディングを日頃から意識していれば大丈夫と思います。
私もヤマレコに登録して1年余ですが皆さんの山行記録に刺激されて老け込まないでいられると思っています。
こちらこそ宜しくお願いします。
ヒデさん、こんにちは。
昨日からコメント入れようと思ってさんざん考えたのですが・・・・
うまく表現出来ませんが、感服の至りです。
いつまでも我々のお手本となるような素晴らしい山歩きをお続けになって下さい。
賢パパさん、足、大変でしたネ。
怪我の詳細な状況が判らないので様子を見てからコメントしようと考えていたらタイミングを逸してしまいました。
その後、足の回復は順調ですか?
前向きな賢パパさんですから早々と山に出掛けるのではないかと思いますがあくまでも無理をしないで下さいネ。
私の山は長いだけで皆さんの参考になるようなことはありません。山の経験は回数ではなく如何に厳しい状況を経験してきたかが重要だと思います。そういう面で私などはまだまだ経験不足です。
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