この日は初めての修験の壁へ。ショートルートでグレードも甘めなので、幸せになれる。
鳥を見て楽しそうにする吉田さんを見て、自分も植物にくわしくなろうと思ったり。
虫の声から夏の訪れを感じた。嬉しいはずなのに、もう夏至を過ぎたら冬に向かって日が短くなる一方だという事実。まだ夏至前なのにすでに少し悲しくもある。その点冬至はいい。北海道の圧倒的な冬の存在を夏に感じる。
登っている壁から楽園のような雰囲気の台地が見えたので、夕方早めに切り上げて散歩に出掛けた。行ってみたらそこはただの畑だった。そこから逆に壁の方を見ると修験の壁の他にも登れそうな壁が見えたので、今度はそっちへ。御地蔵さんが並ぶ道を歩くとオタモイ山というピークについた。AACHで過去に登った人間はいるのだろうか。
壁は海岸からコンタ差200m傾斜70°くらいでピークすぐ近くまで続いている。夏にはとても登れそうな代物ではなかったが、冬なら可能性少しはあるかもしれない?
オタモイ遊歩道の歴史にも興味が湧いた。まだまだ小樽周辺も見る,攀じる,考えるところがある。修行のように登るいつもとは違った雰囲気で、充実の1日だったなと帰りに寄った洋菓子屋の甘味を食べながら思った。
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