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二枚目 登山道の先が崖くづれ
三枚目 万事休すの登山道・・柔らかい土砂で前に進めません
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わたしは現在、免許停止中(^^;
職場まで1.5kmを自転車通勤してます
しかし、本日朝から大雨!
仕方なくモンベルのポンチョを出してきて自転車で(笑
山の道具を普段使うと意外と便利ですね
足元は濡れましたが、全身はOKで会社に到着しました。
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台風の影響で昨夜から降り続く雨・・
当然、ジョギングにも出れません
で、昨夜は嫁がトレーナーになって室内で体幹を鍛える運動をしました。
嫁 「横になって足を上げる。肩を前に!腰は後ろ!!」などとSっけバリバリ全開です(苦笑
そんなこんなで一時間で汗まみれ

それにしてもお腹の肉は減ることないですね(大笑
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わたしのトレーニングの目的・・
ご存知のように、わたしの山行は夜間スタートです。
当然、危険を伴いますので、ルートロスト、崖・土砂崩れ、不明瞭な分岐で迷うようならその場で幕営して夜明け待ちをします。
いづれにせよ、翌日夜明けからの山歩きは寝不足気味になってしまいます。
朝食は、できるだけガッツリ腹に収めてシャリバテ防止。
行動食・給水には細心の注意を払って一時間に10分の休憩を励行。
それでも距離を稼ぐと、夕方近くになると足元が怪しくなってきます。
問題はここですね。
この下山行程での集中力と体力を考えての普段のトレーニングなんですが・・
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いままでの失敗下山が多々あります(冷汗
恥ずかしながら、同じ過ちのないように願いながら書き連ねておきます

○ 水分補給の失敗(水場で補給できずに水不足)
これは夏場ですよね・・
知ったルートで計画段階で「ここで水分補給して小屋までOK」なんて考えて現場で、水が枯れている!・・
最悪ですが、夜間出発では、沢に下りるのはタブーです!
標識で沢に出る水場と書いていても、行かないことにしてます。
夜間は水に近づかない!
鉄則ですね
○ シャリバテ
これは意外に気づかないんですよね〜
「なんか本調子でないなぁ〜」なんて思いながら汗が多いし・・
こんなときはサプリメント+メシですね

思い切っての大休止が効果的です
○ 服装の温度調節失敗
これは夏場に限らず冬場でも大事なことです。
体温があがって足が止まります。
早急に一枚脱ぐことですね。
唐松登坂中にウェアーの下が半そで下着でした。
ケルンで脱いだときに周囲の方に「ちゃんと着ないと低体温症になりますよ」なんて注意をお受けしました(^^;
でもハードな歩きなどでは雪山でも半そで下着+ウェアーでちょうどいいことも多いですね。
これは個人で違います。
夢、雑誌の情報などに惑わされぬように、思い切った対策をしたほうがいいかもです。
真冬に外人さんが半そでで歩いてますよね(笑
周囲でなく、自分はどうなんだ?って感覚での服装がだいじなんでしょう
雑誌で長袖下着、フリース、ウェアーだから絶対そうだ!なんていうのは、自分が疲れるだけですよ。
ここだけは「わがまま」最優先の経験を積んでいくことですね
雪の中を思い切って半そでで歩いてください(笑
もちろん寒いと感じれば、フリース、ウェアーをね(もちろん晴天です

○ 装備不足
夏場の思わぬ場所でのガチガチ氷の雪渓とか、途中豪雨のお助けロープ・シュリンゲなかったりとかですね。
さすがに雨具なしなんてのは、ないですが、初めて使ったポンチョで使用方法に誤りがあり背中がびしょぬれになったことがあります(笑
装備は前もって使えるようにしておきたいものですね
○ ルート変更による残存体力
最近の話では、これの典型的なものが、赤岳の県界尾根下山で途中から上に見えている真教寺尾根へルート変更したことですね

大沢を抜けるこの道を通過する方はほとんどいないのでしょうね・・
途中からルーファイ藪こぎで、倒木を跨いでは、上に見える尾根筋をひたすら目指しました。
後で調べると行程差300mだって・・馬鹿ですね

これ下山行程だけに強烈な登りに閉口して、賽の河原に飛び出ました。
正規ルートより100mほど下でしたが、賽の河原でエネルギー切れてましたね

興味本位でとくに下山ではルート変更しないことですね。
とくに下山での反省が多いのは多分、夕方や日暮れに対する恐れがないことかもしれないですね(^^;
太陽が沈んで薄明かりが嫌いで、そうなると適当な場所で、真っ暗になるまで珈琲わかして休憩します。
ヘッデンだけの暗がりのほうがわたしには安全に思えるからですが

以上、わたしが実際に経験した失敗例でした

ふふふ・・雪渓に落ちたり滑落したり沢に落ちたり熊笹で滑り落ちたりは技術的なことですので、いづれかの機会に(大笑
わたしの登山・・失敗だけは明瞭に記憶にあります・・
ミュウレンさんじゃないけど、自分でもよく命があったもんだと思うことも少なくないです・・ほとんどが・・高名の木登り・・最後の最後での失敗ばかりです
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ともあれ登山の核心部、技術の有無を問われるシュチュエーションは・・
間違いなく下山行程でしょうね。
登頂までは緊張感と期待感で元気は維持できますよね
そこで体力使い切ることなく、残存体力を計算しつつ天候を考慮して的確に休憩、食事を摂ることですね。
ピストンの行程なら計算しやすいことですが、縦走やループで下山する計画では、下山道の状態も当日は不明瞭ですから余裕を持たねばなりませんね。
縦走、ループで無理して距離を稼いでしまいますと、意外とコースタイムでは下山できないケースが出てきます。
とくにペアやパーティでは、足の遅い方にあわせるのですから難しいですね。
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的確な足運びが基本なのは当たり前ですが・・
浮石に足をとられる、
膝がガクッとなる、
筋肉が震える、
汗が多い、
喉が渇く、
視界が狭くなる、
立ち止まる回数が多くなる、
登り返しを見て、心が落ち込む、
思ったよりペースが上がらない、
GPS・地図等での現在地確認が多くなる・・
ふふふ・・拙(つたな)いわたしの経験からの下山時危険兆候です。
是非、参考になさって、下山時に心当たりがあれば、ちょいと普段にトレーニングをお勧めいたします。
老婆心ながら・・
でわでわ

霜つよし蓮華とひらく八ヶ嶽 普羅
山岳俳句も趣(おもむき)があっていいでしょ?

台風接近ですが、都会のマンション住まいはいいですね。我が家は田舎暮らしですので庭木や家庭菜園や雨戸などで準備が大変です。
高名の木登り・・・徒然草の話による、低い何でもないところで事故が起こりやすいという意味では正解でしょうね。
ただ、ベテランともなれば、それらの油断しがちな危険ポイントも経験的に分かっていることなので下山するまで(家に着くまで)は安全管理を怠らないという意識はとても重要ですね。
事故を起こしたり遭難した時点でどんなベテランでもどんな弁解も通じませんので、事故防止という観点からどんな小さなミスもすることはない、という自信が得られるように訓練や知識を得ることは非常に重要なことですね。言い換えればヒヤリハットを無くす努力ということでしょう。
同じ3点支持でも脆い岩を登っている場合、体重分散という意識がなければ3点支持をしていても岩が剥がれてフォールの危険があります。体重分散による3点支持をする場合、体力は通常の3点支持以上に必要ですが、疲労困憊時にそれができるかどうかで事故を起こすか防ぐかという分岐になります。つまり、経験的に危険ポイントが分かっている場合、キチンと鉄則通りにそういうことができる人であるかどうかで運命が分かれると思います。言い換えれば「フェイルセーフ」ということですが、フェイルセーフをしないということは我々は昔から「ごまかし」と呼んでいました。
uedaさんが、どの段階でフェイルセーフをごまかしていたのか判然としませんが、雪渓の踏み抜きなどは用心すれば防げることをやってしまっているので私の不安がある訳です。厳しい言い方ですが、そのあたりを十分にお考えになる必要があると思います。逆に言えば体力技術力知識はもっと必要ですので、その意味では対象となる山域やルートのレベルを落とすとか、あるいはさらにトレーニングを積まれる必要があると思います。
久しぶりに辛口で長々と書き失礼しました。
ともあれ、八方の下りでヘッドランプを忘れたこと、槍の雪渓で雪渓の岩を落としたこと、とおせんぼをケルンで作ったなどという大チョンボなど、これらはド素人以下の行動でした。ヘッドランプは自分自身の危険ですが、雪渓の岩を動かしたり間違ったケルンは他人の安全にも影響があります。これは十分に反省してください。
厳しい言い方ですが、奥さんが悲しむようなことになるよりもマシという風に私の辛口をとらえてください。
ミュウレンさん、こんにちわ
台風も気になるところですね
11時50分現在、ぼちぼち風も出てきて雨も激しくなってます。
フェイルセーフですか、懐かしい言葉ですね
某大手重機メーカーのダム保守部門で、叩き込まれた言葉です
雪渓のふみ抜きなど言い訳できないことばかりです(^^;
下山時の疲労から来る疲れが原因だと解釈してます
ヘッデンの装備はずしなど、完全に雪の唐松をなめてました(--;
尾根筋は強風で時間がかかった上に、小屋で雑談していたのですから話にならないです
いろいろな失敗を繰り返さないようにはしてますが、基本はやっぱ体力でしょうねぇ〜
注意力散漫になったり普段の歩きができなかったりと反省点は多々ありますね
日帰り20Km程度が、わたしには安全な距離みたいです
勾配等もあるのですが、距離的には30Kmを越えると下山時に問題ありですね。
ふふふ・・これからもよろしくお願いします
でわでわ
こんにちは
ご自分の失敗談を公表するのはとても勇気がいる事だと思います。
ヒヤリハット、有難うございます<__>
おはようございます、dejavuさん
>とても勇気がいる事だと思います
わたしにとって、山は、趣味の領域だし、もう競い合うほど若くもないですから(^^;
実際に、すんなり登った山などは記憶が薄いですが、苦労した山はそれなりに覚えてますね。
みなさんお分かりでしょうが文章にしておくことも大事かな?と思い日記にしてみました。
大阪13時40分雨もやんでようやく風が吹いてきましたがたいしたことないです。
報道ほどに市内では台風が近くにいるとは思えなかったですね
さて、来週こそ入山できるといいのですが
みなさん足止めを食ってたいへんでしたね
でわでわ
台風も落ち着いたようで、いまから墓参りに行ってきます
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