我が家の丹沢ハイク（1993年〜2000年頃）

自宅から気軽に日帰りできて登りごたえのある丹沢の山々は、ファミリー登山にも最適で、我が家では夏山に向けたトレーニングを兼ねて、４月から５月頃によく出かけていました。
当時まだ林道の進入規制もゆるく、殆どの山は工夫すれば車でアプローチして周回コースを引くことが可能でした。

この時代には、私が丹沢に登り始めた1960年代に比べるとブナの立ち枯れが始まっており、下草も鹿の食害なのか丈が低くなっていました。
以前は木々が鬱蒼と茂って暗かった山頂や尾根が妙に明るくなってしまい、違和感を感じたことを思い出します。
酸性雨が原因という報道を聞いたのもこの頃からでした。

【写真１　大室山】　【写真２　塔の岳】　【写真３　桧洞丸】