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上高地から横尾経由で涸沢に入り、涸沢ヒュッテに2泊して2日目に奥穂をピストンし、3日目にパノラマコースを通って新村橋経由上高地へ下山しました。
奥穂ではソロの関西のご婦人と知り合いになり、今でも年賀状を交換しています。

パノラマコースは屏風のコルまでに思ったよりもアップダウンがあり、沢を横切る岩場(ルンゼ)や足場の悪いトラバースも何カ所かあり、
危険個所にはフィックスロープが張られていましたが、ルンゼの中には雪が残り気が抜けませんでした。

コルから屏風の耳まで寄り道しようかと思いましたが、心臓と相談して断念しました。

何年か後に、娘は婚約者(ご主人)と紅葉の涸沢へも出かけていました。
【写真1 奥穂高岳】 【写真2 パノラマコースより南岳・槍】 【写真3 同 前穂】
【余談】
パノラマコースの最後は奥又白谷を下りますが、奥又白分岐から小尾根に取りつき登り上げれば、奥又白池を訪ねることが出来ます。
奥又白は井上靖の小説「氷壁」の舞台となった場所であり、徳澤園の冬季小屋番を勤めた芳野満彦の画文集「山靴の音」にも印象深く取り上げられていました。
私の体力では寄り道は無理だと判っていても、しばらく前穂を見上げた後、ため息を一つついて下山しました。

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