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大山北尾根の樅の巨木に逢いたくなり、久しぶりに娘とヤビツ峠から大山に登りました。

この時代には山蛭の被害が広がり始めており、ヒル活動期前の3月に出かけました。
山頂の無線中継所の裏から北尾根に入り、馬酔木(アセビ)の多い尾根をたどって送電線鉄塔をくぐって一の沢峠を目指すと、目的の樅の巨木帯に入ります。

狭い尾根を跨いで通せんぼするような巨木や、巨大な切り株などが点在し、異様な威圧感がありました。

一の沢峠から県道70号線に出て札掛経由で車を駐車したヤビツ峠まで戻りましたが、単調な道路歩きもそこいら中に咲いている三椏(ミツマタ)の白い花に癒されました。

【写真1 大山山頂】 【写真2 北尾根から丹沢山・三峰】 【写真3 樅の巨木】
【余談】−初めての大山とヤビツ山荘−
大山は私が中学生の時に色々と思うところがあり、一人で山に行こうと思い立って最初に登った山でした。

1964年秋の一日、蓑毛バス停からヤビツ峠経由で山頂へ登り、下山は大山南尾根を忠実にたどって蓑毛越、高取山から善波峠へ出て、秦野市街まで歩いて戻りました。

当時ヤビツ峠にはヤビツ山荘という山小屋があり、休憩に立ち寄った私に小屋のオヤジさんが色々と昔の話をしてくれ、最後には「幸せに!」と言って送り出してくれました。
まだ中学生

山荘のあった場所には、今は立派なレストハウスが立っています。
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