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12月中旬に大倉から二俣、後沢乗越を経由して鍋割山へ登り、鍋割山荘に1泊、翌日は塔の岳から表尾根を歩き、烏尾山から水無川へ下って大倉へ下山しました。
2日間とも晴天に恵まれ、夕日や夜景、ご来光も堪能してもらえました。
表尾根では上昇気流に乗ったパラグライダーが長時間浮遊していたのが印象的でした。


しかし、日帰りでも可能な緩い行程なのに私の歩行ははかどらず、友人を先に行かせて何度か待たせてしまいました。
さすがに体力の衰えを痛感し、潔く登山はリタイアすることに決めました。

今では時おり自宅近くの丘陵から丹沢の遠景を眺めては、尾根や沢を歩き回った時代を懐かしんでいます。
また、朝夕の報道番組でスカイツリーからの富士山がよく放映されますが、私は手前に映る丹沢の山並みを楽しみに見ています。

【写真1 鍋割山 日の出】 【写真2 塔の岳より】 【写真3 烏尾山から表尾根】
【余談】 −鍋割山の展望塔−
私が初めて鍋割山に登ったのは、1965年正月に小雪の降る中、友人兄弟と鍋割山を起点にして丹沢主脈を縦走した時でした。
寄から鍋割峠経由で鍋割山を目指しましたが、途中でコシバ沢と間違えて炭焼き小屋のある沢(地獄ザレ?)に迷い込み、強引に潅木混じりのガレ場をよじ登って、後沢乗越から上がる尾根道へ出ました。

雪で見通しの悪いガレを登っている途中、錆びた空き缶を見つけ登山道が近いことを知り安堵しました。
何とか鍋割山頂へたどり着き、山小屋で休憩した後に塔の岳から丹沢山の小屋で1泊し、翌日蛭ヶ岳から姫次、焼山へ抜けました。
姫次の手前には今は無き原小屋山荘が営業していて、カラマツに囲まれたおしゃれな外観だったように記憶しています。
当時鍋割山頂には展望用?の鉄塔が組まれていて、別の山行時に鉄塔上から紅葉の丹沢や富士を眺めました。


今から半世紀以上前の記憶です。
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