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賄いのおばさんが晩飯に出してくれた山盛りの天ぷらが美味しく、何の野菜かと聞いたら「タラの芽」とのことで、調理前の実物を見せてくれました。

翌朝営林署のマイクロバスで林道を作業林地まで送ってもらい、先生の指示のもと伐採地で試料の採取作業に取り組みました。
作業が一段落して周りを見渡すと、日当たりの良い伐採跡地に昨日食べた「タラの芽」をつけた棘だらけの木がたくさん生えていました。

これを見逃す手はないので、休憩時間に棘に刺されながらもタラの芽をたくさん採取して自宅まで持ち帰り、家族で賞味しました。

それまで山菜などには興味が無かったのですが、よく見ると自宅周辺や丹沢山麓などでタラの芽に限らず色々な山菜が取れることが分かり、にわか山菜マニアになって山菜採りのために山へ出かける時期がありました。

社会人になって富士山麓にある会社の保養所へ行った時には、別荘地の周りにワラビの葉がたくさん生えているのをみつけ、翌年の春にわざわざ車を飛ばしてワラビ狩りにでかけました。

今では季節になると、スーパーの野菜売り場にパックされた各種山菜が並んでいますが、山菜は購入するよりも自分で採取する方が、味わう喜びも格別です。
特に売っているタラの芽は小さすぎで、もう少し伸びた状態の方が食べ応えがあります。
【写真】タラの芽(少し伸びすぎ)
コメントありがとうございます。
ほんとに美味しいですよね。我が家では天ぷら以外にベーコン巻きにして食べたりしています。
確かに近年は人気があって皆が採るので、林道脇の斜面などに見つけて翌年も採りに行くと枯れてしまっていたりします。
1番芽、2番芽くらいで勘弁してやらないと、木が疲れてしまうのでしょうね。
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