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夕方帰宅すると中学時代の友人から誘いの電話があり、友人宅に集合して日付の変わる頃に地元の神社に初詣に行き、その後夜明け前の市街を抜け、隣町の海辺の公園へ初日の出を拝みに出かけました。

【画像は近年】
白みかけた凍てつく空の下、誰かが持ってきたギターに合わせて皆で歌をうたって寒さをしのぎ、無事に初日の出を拝んで解散したあとは、自宅へ戻って雑煮を祝い、休む間もなく当時つき合っていた女の子との初詣に出かけました。
駅で待ち合せて何食わぬ顔で二度目の参拝を行い、喫茶店でひと休みしましたが、ゆっくりと話す間もなく私は高校のグランドへ駆けつけました。
事情を聞いた彼女が、寝不足の私にコーヒーを勧めてくれたことを、今でも思い出します。

現役対OBのゲームを何本かこなした後は懇親会があり、会場の窓から見える夕空に浮かぶ富士や丹沢のシルエットが印象的でした。

翌日からは、正月休みを利用して友人達と小谷温泉へ山スキー体験に行く約束があり、帰宅後に支度をして寝たのは深夜近くになっていました。
爆睡中に母から「電話だよ」と起こされ、気がつけば集合時間を過ぎており、慌ててスキー道具一式を担いで駅へ駆けつけ、何とか始発の次発電車に乗ることが出来ました。

無事予定した新宿発の列車に間に合い、仲間数人で正月の中央線に揺られて松本へ向かいました。
途中小淵沢を過ぎたあたりの車窓には、水を張った田圃を凍らせたリンクで、スケートをする子供たちの姿が何度か見られ、自然環境の巧みな利用に感心しました。
大晦日から正月元旦、そして2日にかけてのハードなスケジュールは、今考えてもよく頑張れたと思います。
我ながら若い力が漲っていた時代でした。

【余談】宿で見かけたTVの音楽番組にヴィッキーが出演し「恋はみずいろ」を歌っていたシーンが、なぜか頭の片隅に残っています。

Vicky Leandros - L'amour est bleu
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