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思わずスマホを取り上げ写真に収めましたが、山ならぬ自宅(平地)でもこのような朝焼けが見られて感動しました。

山での朝焼け(モルゲンロート)は、昔さんざん体験したはずですが、あまり印象に残っていません。
特に山岳部時代は、夜明け前から朝食や撤収に追われ、モルゲンロートなどはチラ見するしかありませんでした。

個人の山行でも、私の性格的に朝はその日の天候や体調、出発準備などが気になって、風景をゆっくり鑑賞する余裕が持てませんでした。
そんな訳で、就寝前に余裕をもって眺められる夕焼け(アーベントロート)の方が印象に残り、好きになりました。
山頂から眺める西の山波に夕陽が沈み、夕闇に沈みゆく東の平野では街に灯りがともり始める風景には、人々の営みを愛おしく感じさせる力がありました。

百瀬慎太郎の詩「山を想えば人恋し 人を想えば山恋し」を実感できました。
また、雪山に夕日が映え、日の沈んだ後に世界がブルーに変化する瞬間が、私は大好きでした。 ただし、あまり見とれていると、迫ってくる寒気に貴重な体温を奪われることになります。

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