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その中の「あとがき」(だったかな?)に「この本はとりあえず読んどきましょう」といった感じでいくつかの本が紹介されていました。
とりあえずメモを取り、図書館で検索して最初に借りて読んだのが「日本アルプスと秩父巡禮」でした。
読んでみると、これが意外と面白い。時代は明治から大正にかけての紀行文で、焚火で飯を炊き足元は足袋にわらじ、まさに映画「剣岳点の記」の世界で、北アルプスでは案内人として長次郎や金作の名前がが出て来てびっくり。
秩父では毛布と焚火だけで野宿をしている。数枚の地図を側らに興味深く読みました。
おかげさまで、登った事のない北アルプスの山々の配置も何となく覚えられました。
この本の出版は大正8年ですが、私が読んだのは、あかね書房の「日本山岳名著全集」の2巻 1962年(全12巻)に収められたものでした。
これは現代文に直されたもので、普通に読めました。オリジナルの復刻版が昭和50年に出版されており、思いがけず市立図書館の書庫で復刻版を見つけました。(昭和50年に出版なのに何故か蔵書の日付は2015年10月だった。不思議に思い返却時に尋ねたら個人からの寄贈との事でした。)こちらの方は、旧仮名づかい(ゑゐとか)や見慣れぬ古い漢字が出て来てだいぶ読み難かったです。
古い本だけどオススメです。
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