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https://stanford.maps.arcgis.com/apps/SimpleViewer/index.html?appid=733446cc5a314ddf85c59ecc10321b41
全部そろっていませんが、日本全国が閲覧でき、かなり高解像度でダウンロードも可能です。
この日記の本題は超ローカルな話ですが、このサイトは一見の価値があると思います。
以降は、しつこくも以下の続編です。
https://www.yamareco.com/modules/diary/41125-detail-180494
今回ダウンロードした5万分の一の地形図(鰍沢)は明治43年測図昭和4年修正測図となっていました。
写真左が明治43年の地形図の抜粋です、なんとカンバ沢道が記されていました。
高谷山の山頂を巻き、沢に沿って野呂川に下る道です。
カンバ沢道は『歴史と自然 甲州の峠』という本に記載がありましたが、他の本や地図には全く記載が無く不思議に思っていました。
さて、杖立峠ですが、やはり三省堂の昭和10年の地図(写真中央)と同じ所に書かれていました。
杖立峠道は途中に五葉尾根小屋がありますが、実際の五葉尾根からは離れた所にあるのも気になります。
(大崖頭山から荒川出合い方向に延びているのが五葉尾根だそうです。)
現在の地形図(写真右)では杖立峠は大崖頭山の西側にありそこで登山道はほぼ直角に右に曲がっています。
そこを真っすぐ行けば五葉尾根です。
昭和6年発行の平賀文男氏の著書では杖立峠について「峠から降りれば広河原、峠から右に径を進んで辻山を超え・・・」とあるので、ここが杖立峠でヒソキバ道(南御室小屋方面)との分岐があったとしてもつじつまが合います。
地形図にある道は現在でも結構いい加減だったりします。
案外、明治43年の地形図が間違っていて、そのまま三省堂の昭和10年の地図に引き継がれてしまったのかも?などとも想像します。
ただ、そうすると平賀文男氏の『南アルプスと其渓谷 時間記録と費用概算』(昭和6年発行)付属の「南アルプス登路概念図」
https://www.yamareco.com/modules/diary/41125-detail-180494
の写真中央とは合致しない。
heinaiさん、こんばんは。
自分も地図は好きなので、heinaiさんの古地図シリーズ?楽しみに拝見しています。
今回のスタンフォード大のサイト、最高です!!
が、まさか自分の自宅のある●●市が対象外だとは思いませんでした、そんなに当時は田舎だったのか・・・。
なので、実家の近所を見て楽しませてもらってます。
こっちは水郷と呼ばれていた地域で、湖岸線などがもの凄く変わっていて見ごたえありです。
superfrogさん こんばんは
地図が無い所はけっこうあって、田舎だからという訳ではないと思います。
それにしても、海外のサイトからこんな地図が見られるとは驚きで、スタンフォード大学に感謝です。
コメントありがとうございました。
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