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�� 山の怪異の民俗
�� 文人・林人の心霊の話
�� 岳人の怪奇・神秘体験
山に登る者としては、やはり�靴�最も興味深いが、実際読んでみて最も印象に残ったのは、�兇涼罎痢峪浬�」という話で「山窩」（サンカ）にを題材にした話でした。
本の題名にもなっている「山の怪談」は《深田久弥》著の『山の幸』1940年の中の一遍で『週刊朝日』の1939年７月9号に掲載されたものです。
奥秩父の甲武信ケ岳〜雁坂峠での話で、怪談の舞台となった山小屋は明記されていませんが、文脈と古い地図から「荒川小屋」と想像しました。で、後に読んだ『わが山山』昭和9年（1934年）《深田久弥》の中の一遍「雁坂峠」に実際の山行の様子が書かれていました。この中では荒川小屋と明記されていますが、「気味悪い小屋だった、後に化物屋敷で有名だったと知ってゾットした」と書かれているだけで、怪奇現象については書いてありませんでしたので著者の脚色によるフィクションかもしれません。
荒川小屋は現在の柳小屋から雁坂峠へ向かう道の途中にあったようですが、現在は痕跡があるものの、道も小屋も無いそうです。
『日本百名山』《深田久弥》著の甲武信ケ岳の中にも「・・・真ノ沢に下って荒れ果てた小屋に一泊して雁坂峠を越えて帰った。」という記載があった、やはりかなり印象に残った山行だったと思われる。
『山の幸』、『わが山山』は『山の文学全集 1』《深田久弥》1976年[朝日新聞社]で読めます。『山の幸』のオリジナル（写真右）は県立図書館にありましたが貸出不可で図書館内で閲覧しました。オリジナルの『山の幸』には深田久弥氏本人が撮影した写真が挿入されています。
（最近読んだ山の本）
〔★★★〕『山の怪談』《岡本綺堂》2017年 [河出書房新社]
〔★★★〕『竹沢長衛物語』《松尾 修》2012年 [山と渓谷社]
南アルプスの北沢峠にある長衛小屋を作った名山案内人でもあった竹沢長衛について書かれた本。
北アルプスの山案内人と違って知名度も低く、残されている資料も少ないそうでノンフィクションではなく物語のスタイルですが良い本だと思う。
〔★★★〕『黒部渓谷山小屋暮らし』《やまとけいこ》2019年 [山と渓谷社]北アルプスの「薬師沢小屋」で働いて12年目になるイラストレーターによって書かれた本。
heinaiさん、はじめまして。
この本、タイトル買いしました！で、あー、わかるなぁ、という感じがありまして。
実は自分自身、山での異界体験が結構あるんですよ。
子供の頃、しょっちゅう里山に入っていたんですが、夏休みのある日、風もないのにササヤブがザワザワ。
なんか嫌な予感がしていつもよりかなり早く帰宅したら･･･寝たきりだった祖母が急変＆緊急搬送される現場に居合わせちゃいました。
あと、成人後、奥秩父で水を補給して、水場に感謝の合掌をしたときに「コーン！」と、鹿威しのようないい音が響いたりとか。
懐かしい記憶としては、中学の遠足が地元の山域縦走だったんですが、先生が遭難しかけまして（それもどうかと思いますが、ま、テキトーな昭和時代の話ですので＾＾；）、オマエ、山やってるんだろう！ということで捜索隊にされたんですが、どうしていいか全然わからない中風向きに助けられたり（無事、先生発見！）。
これって何なんでしょうね？
日本人は山岳信仰を持つ民族だからなのか？外国ではどうなんだろう？と思います。
人の認識って不思議ですね〜。
Haru_michikusaさん はじめまして
私は図書館で見つけて読みました、およそ山関係の本は、ジャンルが「スポーツ」とか「紀行文」ですが、これは「民俗」とかの棚に分類されていました、他にもこの手の本は何冊か読んだことがありますが、直接登山と関係なくても興味深い内容も多いですね。
私は臆病者のくせに無人小屋泊とか山奥でボッチ野営などしますが、幸い霊感が無いのか怖い思いをしたことがありませんでした。
コメントありがとうございました。
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