数年前社員旅行でUSJに行ったとき団体旅行用のアトラクションで食事をしながらショウを見る中で仕切りに夢が叶いますようにだの夢はなんですかだの夢夢夢夢そんなにニンゲンゆめがなくっちゃいけないのかと?正直気持ち悪かった。
でも、その前に夢ってなんだろう?と考え出してショウそっちぬけで頭がぐるぐるしてまわりがたったりなんかやってるさなか私はガン無視してボッーとしてた。
たぶん、わたしにも夢らしきものはあった、地元の大学の史学部にいって学者先生になりたいだの自分も含めて人間について知りたいから心理学部に行きたいだの、叶わなかった夢と叶ったけれどもこれじゃなかったもんだから諦めた夢と、モヤモヤしたそんな状況ですが、まぁ夢らしきものはあったんだなと思い出す。
じゃあどうして今は夢がないのか?宝くじがあたって大金が手に入るとか、大統領になるとか、世界征服とか、べつに望んでるわけではないけど、夢かと言われたら違和感のあるこれらは欲望という部類ならしっくりくる。
じゃあ夢と欲望の違いは何なのか?
たぶん夢は耳障りの良い、見栄えの伴う欲望のことなんじゃないのか?
夢と欲望の境目は個人の価値観によるのだと思うけど、欲望を超える夢はなくて、夢の領域の広いやつは野心家なのかもしれないけれど、夢を突然語りだすやつは甘言に過ぎないから信用できないかな?夢という言葉は耳障りが良すぎると思う。
だから夢は欲望に置換して考えるとそんなに物事の根っこが見えてくるし、欲望を充たすことも人間らしくて清々しくきもしてきた、他人に迷惑をかけないならば…
今のところ私にはヤマにまつわる夢はないけれど百名山を10年計画で走破する欲望のために日々のヤマアルキの鍛錬を欠かさない目的は再確認できて、哲学の道を歩いた甲斐はあったかなと振り返るのでありました。
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