最近何となく手に取り読み始め、一週間程度で読了した。
自分自身、霧ヶ峰は車山方面を散策したことがあるだけで鷲ヶ峰にはまだ登ったことがない。
鷲ヶ峰は諏訪出身の新田次郎氏にとっては故郷の山の一座であろう。ビーナスライン開通に心を痛め、観光客の増加とマナーの低下で、昔有ったはずの石仏がなくなっていることにヒントを得て書かれた作品のようである。
内容的には今ひとつの出来映えと評価するが、鷲ヶ峰そのものに興味が出てきて、一度その頂に立ってみたいと思うようになった。スノーシューの練習にも良いかなと思うので近いうちに行きたい。
尚5本の短編が収められているが、個人的には「万治の石仏」が一番面白かった。
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