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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230623/k10014107301000.html
長文ですので、空き家にご興味の無い方?はスルーお願いします。
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母が先年亡くなり、住んでいた家が空き家になりました。一応23区内(ただし練馬区)なので空き家だらけというほどではありませんが、隣接する７件の内の2件は家と同じように以前住んでいらっしゃった方が亡くなって空き家になっていました。
この家は、私が中学の時に両親が購入して以来大学卒業まで住んでいた「実家」でもあるので、戸を開けて風を通したり、季節に応じて庭木の剪定、草むしりなどなどして維持してきたのですが、私自身も年を取って腰やら肩やらきつくなってきました。
で、どうしようかと思っていたところ、空き家対策として空き家を撤去して売ると3000万円の所得控除の特例があると知り、見切りをつけて処分することにしました。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/joto/3306.htm
思い立ったのは昨年末ですが、ネット一括見積で見つけた不動産屋さんに、そのあたりの土地を探している知り合い(戸建て販売の不動産屋)がいたようで、売り出した翌日購入申し込がありました。
その後、土地境界線の確定測量、正式契約、家財道具の処分・廃棄などを済ませて、4月末に取り壊し、5月半ばに引き渡しが完了しました。ここのところの不動産値上がりで、思ったより高く売れました。
空き家の処分はいろいろ手間やら気苦労やら悩ましかったですが、娘夫婦に先送りするわけにもいかず、体が動く間に自分で片付けて良かったです。
写真１ 取り壊し前
写真２ 取り壊し中
写真３ 取り壊し後 ちょとさみしいかな
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私自身は、多分今後同じ体験は無いですが、今回気づいたことなどメモメモしておきます。
1. 被相続人の居住用財産（空き家）を売ったときの特例について
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/joto/3306.htm
令和五年末までの時限特例ですが、もう2年くらいは延長されるようです。
2. 家財道具の買取、廃棄処分
テレビ、ネットなどでたくさん買い取り業者かありますが、業者ごとに得意不得意があるようです。何でもかんでも一度で処分しようとすると買いたたかれるどころか、ゴミ処分料として過大請求されることもあるようです。
一度の経験なので、自信はありませんが、順序としては
�� 書画、骨董の得意な業者 (いわゆる骨董屋さん転じての買取サービス)
�� 貴金属、カメラ、時計、食器、などの買い取り業者(昔の質やさん系?転じてのリサイクルショップ?) 昔の結婚式の引き出物食器なども持って行ってくれました。(ほとんどただ同然ですが捨てるのも忍びなく) テレビの宣伝では和服など引き取りもあるようですが、有名な産地の生地のものとか有名デザイナーのものでないと引き取りはしてもらえないようでした。
�� 家電、金属類引き取り業者。私の場合、クーラー、冷蔵庫、PCなどリサイクル家電の廃棄をお願いした業者さんが、その他の古い家電、金属製のベッド枠、庭仕事の金具、台所用品などを金属として買い取ってくれました。
�� 地域のクリーンセンター持ち込み
練馬区は、家具、寝具など大きなゴミは道路まで出せれば「粗大ごみ」としてひきとってくれますが割高です。例えば椅子一つで200円、大きなものは一個2000円、またプラスチック衣装ケース、布団などど軽くても200円かかります。
車に積めるものならば、クリーンセンターに持ち込むと、完全重量制で50Kgまで1000円です。なので、衣装ケース、布団のように軽くてかさばるものは自分で持ち込んだ方が安上がりです。
�� 引っ越し業者
使えそうな家具は自宅の方に運びました。小さなものは自分で自動車に積んで運びましたが、大きな本棚、食器戸棚、和ダンス、ソファ、ローテーブル、などの家具は業者さんに頼んで45,000円でした。(個数にもよりますが、同じ個数でも引っ越しする日付により価格が大きくかわるようでした。) 今回は使いませんでしたが、大きな家具を粗大ごみとして出すなどの場合には無料で道路まで運んでくれるようです。
⓺ 廃棄業者
自分で動かせないゴミは規定トラックサイズまで均一料金で運んでくれる廃棄業者に頼みました。(家族が手伝えるなら自分たちで粗大ごみとして道路まで出す手もありますが、家は家内も腰痛持ちだし無理はしませんでした。)
こまごましたゴミもゴミ袋に詰めて持って行ってくれますが、時間と手間の許す限り、先だって自分で分別して地域のごみ出しする方がコスト的に得策と思います。(東京23区なら通常ゴミはタダで持って行ってくれますし。)
また、売れなかった日用食器、小さい家具、雑器などはゴミとして出す前に家の前に「自由にお持ちください」と出しておいたら1/4位は引き取ってもらえました。
業者によっては、リサイクル家電も別記料金出せば引き取ってくれる、逆に耐火金庫、仏壇などは引き取ってくれないなどがあるようです。
なお、今回のように建物を取り壊す場合には、木製の家具、調度類などは建物のごみとして一緒に持って行ってくれるので、大きな戸棚、箪笥、昔風の座卓、リビングテーブル、木製のベッドなどはそのまま残しました。
以上です。
長々と駄文にて失礼しました。
我が家も近い将来、この問題に対処することになります
実家は父、祖父の順で亡くなったので長男の長男の私が土地・建物を18歳で相続しました
しばらく母が独居でしたが、３年前に脳出血で入院、その後、老健入所
左麻痺で在宅復帰は難しいので、やがて空き家になります
３代に渡る衣類や家財・・・建物の処分と合わせて、どれだけの費用と手間がかかるのか・・・
・・・とは言っても母の存命中には手を付けることは出来ず・・・
田舎なので更地にしても買い手がつくのかも怪しいですし、売れても家財の処分費用と建物取り壊し費用にもならないでしょう
すでに相続しているので特例も使えないですよねぇ〜
東京のtatsucaさんがうらやましいです
コメントありがとうございます。
自分の引っ越しだけでも大変なのに、３代分の荷物を片付けるとなると気が遠くなりそうですね。完全に孤立した「ぽつんと一軒家」クラスなら朽ち果てるに任せる手もあるのでしょうが、普通は手を入れないとご近所に迷惑かかりそうですし。
今回、相続早々に手放せたのは良かったですが、そうでもないと相続税に加えて固定資産税が積み重なった上に、譲渡所得にもぐぁーんと税金がかかるところでした。
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