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気づけば曇りか雨の日ばかり歩いている自分にとって待望の日であった。ガスってる山頂で、次こそはなんて胸に誓って下山しているものの、ドピーカンの今日、この体たらく。今からでも十里木高原から越前岳か、須山山神社から黒岳で富士山ドーン!も行けなくもないが、生憎体調がタイミング良く悪いので、近所の本城山公園へ行くことに。
本城山は標高76mで、伊豆半島が海底火山だった頃のなごりの山だ。登り10分下り5分もあれば歩ける。地元の人の散歩やジョギング、ピクニックの場となっている。狩野川がこの山を巻くように湾曲していて、小さな半島みたいに突き出ている。ここの山頂の展望台が穴場で、東西南北360度、箱根火山、伊豆天城、沼津アルプス、駿河湾(ちょっとだけ)、南アルプス(赤石岳、聖岳等)天子ヶ岳、愛鷹山、富士山、丹沢、箱根とぐるり一周見渡せるのだ。ジオパークの看板もあり、それら山々の成り立ちなんかも簡単に学べる。
山々を眺めつつ、歩いたことのある山が増えたなあ、ぼうっとおぼろげだった景色がつい1年前とは違ってかなりはっきりと見えるようになった。
1人でぶつぶつ山座同定していると、登ったあ!とでかい声が響いた。4歳くらいの男の子が母親と展望台まで登ってきた。登った、登ったぞー!とはあはあ息を切らせながら男の子は展望台をぐるり一周。塀が高くて彼にはあまり見えないのだろう、すぐに、降りよう!と母親に催促して降りていった。下の広場の東屋の椅子まで走っていき、ハイテンションに何か叫びながら彼は下山していった。元気でいいなあ。
自分も下山。陽の当たる樹上をシジュウカラやオナガ?コゲラたちが群れをなして遊ぶ。近くをトビが通り過ぎ緊張が走る。太陽は西の斜面を照らす。この後の時間も眺めがきれいだろうなあ。
と、急に海が見たくなり、沼津の牛臥山公園まで寄り道して家路についた。あ、移動はもちろん車で。
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