今日、自宅にエントリーしていた田沢湖マラソンの事務局から封書が来ていました。参加証かなと思ったのですが、朱書きで「フルマラソン申し込み者への重要なお知らせ」とかいてあった。
開封してみたら、コースの一部が先日の大雨の災害にかかり、コースの変更があったとのこと。それで陸連の公認がとれず、参加辞退する場合は連絡を、とのことでした。市民ランナーなので、陸連の公認コースだろうと、そうでなかろうと、自分にとっては関係ないのですが。
田沢湖周辺では大雨による土砂災害で死者もでています。岩手県側ですが、秋田駒ヶ岳の登山口、国見温泉に行く道路も崩れました(現在普通車は通行可能です)。
東日本大震災の後、東北地方で予定されていた、このようなスポーツ大会が中止されました。コースが被災して物理的に無理な場合と、被災はしていないけど心情的に開催できないとか、自治体が主催している大会の場合、職員が被災地に応援に行って職員が少なくて開催できない、いつも大会本部だった公園に、仮設住宅ができてしまったなど、いろいろ理由は違いますが。
こんなときに、遊びの様な(失礼)大会を行っていいのか、それともこんな時だから開催した方がいいのか、主催者も悩んだことでしょう。
でも開催されるなら予定通り出場したいと思います。あの震災の3ヶ月後、苦渋の決断で開催した大会に参加しました。震災で亡くなった家族の写真とともに走った、という方もいました。沿岸から避難してきた方の応援もありました。例年通りのことを行うことで、辛いことを乗り越え、早く日常を取り戻すお手伝いが出来るなら。
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