スマホ用中華な大容量バッテリーを検証1

2012年04月29日 18:29山関係レビュー（精密機器）全体に公開

山行のお供にとっても便利なスマートフォン。
電話やメールだけでなく、地図やらコンパスやら、GPS機能やら・・・
写真をとったり、天気予報を調べたり、下山後の温泉まで調べることができます。
但し、そんな便利なスマートフォンも電池がなければただの箱。
バッテリーの持ちは非常に重要な課題です。

Androidの場合電池の交換が可能なので、巷で売っている中華な互換バッテリーが純正バッテリーに比べてどの程度の性能なものかを調べてみました。

で、予備電池として買ったのが、写真1の品
純正電池の2倍の厚さで、公称容量は3500mAh（純正の2.2倍)
当然、本体の厚さも5mm程厚くなります。
重さは、本体+純正バッテリーの場合が122g(バッテリー単体32g)に対して、
本体+大容量バッテリーは152g(バッテリー62g)と30g程度重たくなります。

さて、30gの差でどの程度バッテリーが長持ちするのでしょうか。

検証：放電アプリで、一定量を放電するまでの時間を比較する。

スマホ本体：GalaxySⅡ
バッテリー：Docomo純正1650mAh，中国製3500mAh
使用したアプリ：
急速放電：指定したバッテリー残量になるまで、負荷をかけて放電を促します。
BatteryMix：バッテリーの使用状況・温度等の監視・ログ取り

過負荷によってスマホ本体の温度が過度に上昇しないように、
保冷剤でバッテリー温度が25～30℃になるように調整しながら実験を行いました。

結果は写真2の通り
一次近似を残量0%まで外挿した時の経過時間は、
Docomo純正1650mAhのバッテリーが1.99hに対して、
中華な3500mAhバッテリーは3.16hと、1.5倍程度長持ちすることが判りました。

本来なら2倍以上持たなければならないのですがまぁこんなものでしょう。

ちなみに、Docomo純正バッテリーは￥2410、中華な大容量バッテリーは、カバー付きで￥1200(amazon,送料込み)でしたのでお値段を考えると、妥当なところでしょうか。

明日は、実際に山を歩いてみてバッテリーの消費量を検証してみたいと思います。

注）上記は限られた実験環境における検証結果ですので、使用環境や個体差によって結果が異なる場合があります。

2012-04-22 久能でいちご狩り

2012-05-01 スマホ用中華な大容量バッテリ

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