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水面すれすれから見るキラキラした水面は、とても綺麗で、そこにいるだけで気持ちよかった。清流遊びの楽しさを知った。川下りは更に刺激的だ。ところどころに待ち受ける、波の立つ瀬に、ラインを読み覚悟を決めて突入する。必死でパドルを漕いで安全地帯へと抜ける。なかなか爽快だった。
同期は、カナディアン・カヌーと折りたたみカヤックを持っており、和歌山の古座川などに出かけた。カヌーが無くても、清流で遊ぶのは、それだけで面白かった。
水の遊びには、楽しいことばかりではなく危険もある。流れに存在する、ポッドホールに捕まると、ぐるぐるかき回され、脱水機よろしく状態で、何日も脱出できないこともあると聞く。恐ろしい。ハイポサーミア(低体温症)という言葉を初めて知ったのは、その頃だ。
ちょうどその頃、同期の知人で、カヤックのガイドもする方が、伊勢志摩での水難救助作業中に命を落とす事故が発生した。最後は低体温症で力尽きたそうだ。離島に牡蠣を取りに行くツアーでの事故だったそうだが、冬の海の水温は低い。ドライスーツを身につけていても長くはいられないだろう。その事故をきっかけに、カヌーをする機会は無くなってしまった。
低体温症は、夏山でも発生する。悪天に捕まり動けなくなると、雨・風で人の体温が奪われ、やがて危険な状態に陥る。有名なトムラウシの山岳遭難など、気象判断を誤ると怖い。天候が崩れることを事前に察知し、正しく判断できていれば、避けられたことと思う。
山は本質的に危険な場所であるという認識を忘れずに、これからも山で遊ぼうと思う。
写真:カヤックで清流下り
(野尻湖カヌースクールにて、清流ツアー参加者を私が撮影したもの)
kickeyさん、こんにちは
確かに昔の写真を見返してみると懐かしさもあるし、同時に当時感じていた色んな思いを思い返すことができて、気持ちも若返ったりするのが嬉しいですね。
野尻湖と聞いて、私も中学生の時に友達に誘われて参加したYMCAのサマーキャンプを思い出しました。一週間くらいだったと思いますが、初めて親元を離れて同じ年頃の仲間たちと過ごした経験が懐かしいです。水泳を初めてまともに習ったのもこの時だったと思いました。それ以来、泳ぐのが楽しくなりました。
また、その時、湖面を挟んで毎日のように見上げた大きな山が自動車のような形でとても印象に残ったことも忘れられない思い出です。その山の名前が妙高山だと知ったのもその時で、後年大学に入って何となく山が好きでワンダーフォーゲルに入ったのもその時の印象が元だったのかもしれません。
そんな妙高山には登る機会もなかったのですが、あれから50年以上も経った昨年、その山頂を漸く踏むことができたのは何かの因縁だったのかもしれません。
山とのお付き合いも長くなったものです。これからも楽しく歩きたいものです。
chamchanさん、こんばんは。
昔の写真って、貴重ですね。すっかり忘れていたことが、写真を見るだけで、記憶の奥底から蘇ってきます。私が野尻湖を訪れた時は、ちょうど湖畔の花火大会が行われており、間隔が随分と開いて、打ち上げ花火が1発のみという、都会の花火大会とは、ひと味違う風情を感じたことなどを思い出しました。
chamchanさんは、YMCAのサマーキャンプに参加されたのですね。妙高のでっかい外輪山はどっしりとして、独特な景観をしています。一目見ると忘れませんね。山にはまるきっかけに繋がった山だったのですね。
信越トレイルを歩いたとき、斑尾山で野尻湖と久々にご対面しました。その時、対岸に見えた妙高・火打の格好良い姿を見て、一目惚れ。できれば、雨飾山まで稜線を繋いで縦走したいと計画を立てているのですが、途中の焼山の立ち入り規制が長い間続いており、まだ実現できていません。いつかきっと歩こうと思います。
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