朝起きると、腰が重い。まるで鉛の様だ。ヘルニア経験者からは「寝返りも打てない」と聞いていたが、まさにそんな感じだ。ほっておけば治るかとしばらく(1週間ほど)様子を見ていたが、一向に回復する気配無し。暗雲がよぎる。
しびれを切らして、近所の接骨院へ行く。
「噛み込んでるね。」と骨盤の不具合を見抜く。「対症療法で済ます所も多いけれど、...」と施術をしてもらう。施術台に横たわる。そろりそろりとタイミングを見計らって、全体重を載せて腰に衝撃を与える。インパクト圧で骨と骨の噛み込みを開放してもらった(のだと思う)。なんだか、嘘のように軽くなった。あ〜、助かったって感じだ。ルンルン気分で家路に就いた。
接骨院には、子どもたちが随分とお世話になった。子供が小さい頃は、スケートクラブに所属し、週末はスケートリンクに入り浸りの生活だった。幼稚園から小学生に上がると、本格的にジャンプを飛び始める。1回転の基本ジャンプを一通り終えると、いよいよアクセルジャンプ(前足踏切の1回半)。着氷に失敗するととたんに飛べなくなる。何度やっても失敗するのだ。何かがおかしい。そんなときは、接骨院に駆け込む。
「噛み込んでるね」といって、施術をしてくれる。複雑な腰骨が衝撃により、本来の骨の可動域が確保できない状態になっている。これを即座に治してくれた。何度やっても飛べない状態から、元の状態に戻って、見守る親も一安心。そんな日々を多く過ごした。
今回、自分も助けられた。なぜ、そうなったのかは、よくわからない。デカザックを背負って、山でズッこけると、かなりの負荷が腰にかかるから、着氷失敗と同じ様なものなのかもしれない。
腰痛が続くと辛い。ストレッチをするくらいでは一向に良くならない。こうなると自分ではどうにもならず、「もう、山を歩けないのでは」と気が滅入る。まだまだ行きたい山は山程あるのに、...。
身勝手なもので、体調を崩して初めて、何気ない日常のありがたさを知る。腰の痛みはまだ残っている。元通りになるには、まだ、しばらく通院は続くだろう。でも、救われた身体、大切に使おう、と思った。
腰痛、辛いデスよね。
ワタシも年に数回、酷い腰痛に襲われマスよ。
その度、痛み止めを飲んで^^ゞ
接骨院で施術をしてもらって、
痛みが軽減して良かったデスね♪
しばらくは無理せず、お大事にして下さいね♪
MRIのある大きな病院で精密検査されることをお勧めします。
私は、レントゲンには映らなかったのですが、MRIで圧迫骨折していたことが分かりました。
お大事になさってください。
なるほど、MRIを使えば腰椎や関節の内部状態の可視化が可能となり、画像で客観的に判断できるのですね。しばらく続けても改善が見られなければ、設備の有る病院での精密検査も検討したいと思います。
接骨院の先生は、スポーツを長く続けるには、身体に負担のかからない動きを身につけること、と仰っていました。スポーツで故障した人を多く診てきた経験からの言葉なのでしょう。登山の場合、特に下りは上手く身体を使わないと、膝や腰に負担がかかるのかもしれません。takayama2さんの様に、私も年を重ねても山を登り続けられる様、日々、精進したいと思います。
コメントありがとうございました。
腰、大変でしたね。
私も腰痛持ちなので、デスクワークが多い昨今は特に注意しています。
接骨院のI先生、流石です。「噛み込んでるね」という表現は、妙に説得力があります。ただI先生が「対症療法」と言われているように、完全に治った訳ではないので、ご無理なさらないように。
Kumainkobe ฅʕᵔᴥᵔʔฅ
辛い時に頼りになる先生が、近くにいて本当に助かります。(以前にハリ治療などの技術も習得された様ですが、「構造医学」に出会ってからは、自分はこれ1本で行く、と決めたそうです)
「何度言っても、やらへんのはあかん」と先生からは怒られることが多いですが、私の理解度が足りていないのでしょう。(今回も、先生推奨の五本指ソックスを履かずに受診して、即、ツッこまれた)。独特の言い回しで、人体骨格模型を使って、丁寧に理屈を教えてくれるのですが、理解が追い付いていないのしょう。
神戸市主催のスポーツイベントの世話役も、引き受けていると伺いました。残念ながら今年の六甲全山縦走大会は中止となりましたが、コロナ禍が収まって復活すれば、また、お目にかかることがあるかもしれません。
コメントありがとうございました。
shipokuruさんも、腰痛をお持ちなのですね。腰を悪くした経験は、今まで無かったので、面食らいました。思うように体が動かず、特に予定してた山をキャンセルとなると、非常に辛いですね。
ありがとうございます。しばらくは無理をしない様に致します。
近所に頼りになる先生が居らっしゃって本当に良かったです。今も通院は続けており、日々、少しづつ痛みが引いているのを実感しています。治療は、基本、氷で患部を冷やした後、かる〜く施術してもらうだけなのですが、不思議と治ってしまいます。我が家は、子供からおばあちゃんまで、家族ぐるみでお世話になっています。本当に感謝ですね。
スケートは、私は親として付添いで車の送迎がメインでした。スケートクラブでのリンクの貸し切り枠は、一般リンクの営業時間前に行われるので、朝が早い。まだ寝ている子どもたちを無理やり車に詰め込んで、スケートリンクに通ったことも今は昔。真夏でも、ダウンジャケットを来て、リンクに突撃していました。
身体が大人の体型となりバランスが変わったので、昔の様にジャンプは飛べないかも。恐らくスピンくらいなら、大丈夫かと思いますね。
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