自然写真家の高砂淳二さんのウユニ塩湖でのフラミンゴを撮影した写真が「Wildlife photographer of the year 2022」“自然芸術性”部門で最優秀賞を受賞したことをNHKの番組で知る。
高砂淳二さんは語る。駆け出しの若い頃、ハワイで出会ったある師匠から、時に触れて「アロハだ!ジュンジ。」と教えられる。アロハとは愛である。人に対してのみならず、動物や草木、自然を構成する生きとし生けるもの全てに対して愛を持って接するべし、と教えられた。写真家になりたての頃の「いいものを撮ってやろう」という気持ちから、「ありのままの自然を撮らせて頂く」という風に、次第に心境が変化していったとのこと。
フラミンゴは、とても繊細な鳥であり、遠くで車を止めて少しずつにじり寄る。時に感づかれながらも、その時には脇を見て時間を掛けて警戒心を解いて、極力気配を消しつつ進む。その苦心の末に、撮影したのが今回の受賞作品である。素晴らしい写真なので、是非鑑賞頂きたいと思う。
お釈迦様は慈愛を、ヨガでは無償の愛を、ハワイではアロハの精神を説く。母親が子供を慈しむように、太陽の様に誰でもどこでも別け隔て無く天はその光を降り注ぐ。時代や国は違えど我々の住む世界は同じ。人の心が愛と平和に満ちた素晴らしい世界たらんことを。
NHKのWebSite:
https://www.nhk.or.jp/sendai-blog/telemasa/476294.html
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