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その間、暇を持て余さないようにノートPCを持参して、城山データをいじるのがパターンになっているのだが、今年は東京都が去年公開した精密地形図「陰陽図(いんようず)」があり(2016年にもあったが、エリアの中心部のみ)、これに合わせて過去の編集データを修正する作業が大きな宿題に積み上がっている。
古道などのルートも読み取れるが、その前に沢線などの基本的な地形の修正が出来ていないと、ルート自体が不正確になってしまうため、ほとんどの時間を延々と沢線を修正する退屈な作業に費やした。それでもマップ全体の6〜7割しか終らなかった。
息抜きで、帰ってくる前日に遺構の中心部に近いエリアを集中的に修正してみた。
全体の1%にも満たない、僅か200m四方の範囲だが、5時間近くかかった。
・画像左
修正前の状態。
同じルートを何度も測量している部分もあり、重なって非常にみにくい。
黄色線は誤差で、この両端をどちらに寄せるかで、精度が変わってくる。その判断をするのに、陰陽図は決定的な情報を与えてくれる。
青い旗はGPSの中心値の座標。
・画像中
修正後の状態。
ルートと共に、曲輪線・傾斜地線も修正している。
・画像右
修正後に従来の等高線を重ねたもの。
陰陽図と同時に精密等高線も公開されているが、重過ぎて使い勝手が悪く(実質5m刻み線しか使えない)、更新作業は保留中。
全部直すのに、500時間コースか

そもそも、元の作図に何千(万)時間かかっているのか?という話はある。
定価2000円の地図を2000部刷って、全部売れた所で儲けなんかあるはずはない。
「八王子城精密ルートマップ」
https://www.amazon.co.jp/dp/4897083621
コメント+拙著お買い上げ戴き有り難うございます。
北部編はあとちょっと(新城の北東尾根が入るくらい)伸ばしたかったのですが、
本丸が入るギリギリまでしか伸ばせませんでした。
総縄張り編(広域編)では確実に入りますが、関係者個人宅の識別は無くなるかも知れません。
今日は午前中からポツポツ雨の中、半日だけのミッション(ほぼ成果無し)でした。
来週末も眺望下の景観伐採(7〜8割の時間は竹薮を突破する作業道整備)やります。
雪掻きに明け暮れる日曜日を覚悟していましたが幸い、その難を逃れたので今日は昨日買った地図を精読していました。4枚の地図の裏面の情報も豊富で、満足感の高い買い物をしたと思いました。このエリアを年中歩いている者として、もっと早く入手すべきでした。
地図のご感想有り難うございます。
広域マップもなるべく早く出せるように頑張りたい所です。
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