私の父親は短気である。
そんなことぐらいで怒らんでもよかろうと思う事がよくあった。
某レストランに出かけた時など、周りではしゃいでいた子供相手にブチギレかまして以降、出先でキレるのではなかろうか子供心にひやひやしたものだ。
(これは迷惑レベルで大騒ぎしているにもかかわらず、注意しない親や店員も悪いと思うが)
そこそこ歳をとって丸くなった気はするが、やっぱりいまだに短気である。
さて、翻って自分の番。
そんな父親を見ているせいか少なくとも短気ではないと思う。
仮に頭にきてもまずはクレームを入れるところから始まる。
クレームは言っても最近話題のカスハラのようにネチネチと言い続けることはない。
また、少なくともいきなり相手を怒鳴ることもない。
・
・
・
と思っていたのだが、最近実は短気なのかと思い始めた。
前述の通り相手に対して怒鳴ると言う事はないのだが、待つことが嫌いなのである。
今年の山行で言うと食事やバス移動。
前者は下山後に有名なうどん店やラーメン店に寄ろうと思っていたのだが、並びがそこそこあったので速攻諦めて先に進む。
これに関わらず、どんなにおいしいお店でも並びがあると基本行かない。
後者は下車場所を石和温泉と甲府どちらにするか悩んで最初は甲府で下りようと考えていたのだが、甲府への道が大渋滞になり進みが遅くなったのを見て下車。
既に石和温泉から数駅通過していたのだが、歩いて石和温泉に戻った。
(距離で言うと約2km)
とまぁ、こんな感じで待つと感じるとすぐに別の手段を転じるのである。
判断が早いともいえるが、単純に周りに当たり散らさないだけで実は短気なのだろうか?とふと最近考えてしまった。
果たしてこれはどちらなのだろうか?
蛙の子は蛙。
結局自分も周りから見たら似たようなものなのだろうか。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する