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❶GPSでは見落とされている情報が多い
GPSでは地図にある色々な情報が見落とされがちになります。紙の読図でやると地図上の情報が全てになるので、地形、高度、周辺の植生や岩場、沢や尾根によるアップダウンが頭の中にインプットされるので、歩く場所の予想ができるようになります。
尾根の分岐など都度チェックポイント通過時に都度地図やコンパスで確認するので動きに無駄がなくなります。
❷GPSは基本的に方向確認がメイン
街中ではGPSが抜群の威力を発揮します(笑)。私も街中ではGPSだよりにします。山の中でコレをやるといちいち方向確認や道間違いのたびにGPS確認になります。つまり間違える前に気づかず進み、戻るのに体力を消耗します。事前に地形が把握出来ればすんなり道の選択ができます。
❸紙地図+高度計を使う
沢登りでは当たり前ですが、複雑な地形では微妙な沢筋や尾根を読みとる必要があります。その時に高度計は非常に役立ちます。大体の高度や地形から現在位置を把握できるので、ルートミスが少なくなります。
GPSは一般登山道では非常に役立ちますし、そのおかげで道迷いが激減したと山小屋の方から伺いました。いつもGPSメインの方もたまには紙地図でバリバリやると、さらに動きが洗練されてくると思います😉 また読図で読みがあってた!というパズル感覚も面白いものです。