私は道が無い藪山で地形図と方位磁石を使って歩くことが多いが(地図無しGPSも持っているが迷った時以外は使わない)、薮山を初めて20年以上、地形図に磁北線を引いたことがない。面倒ということもあるが、今までの経験上、磁北と真北の角度差(7,8度くらい)はルートファインディング上は誤差の範囲だから。尾根の分岐がそんなに狭い角度であることは通常はあり得ない。少なくとも30度は離れているだろうか。その30度でも間違えることがあるのだから、私の感覚では迷いやすい地形(特に下りの肩)で7,8度の差を把握するのはほぼ不可能。
これまで1000山以上は道が無い山を歩いていると思うが(全部で3000山は登っているが半分くらいは道が無かったようにも思える)、磁北を真北として扱って不都合を感じたことはない。バリエーションルートを頻繁に歩く人だとこれが普通なのか? それとも磁北線を書き込むのが多数派なのだろうか?
私としては地形図に磁北を書き込むよりも、予定ルート上の50m毎の等高線に標高を書き込む方が役に立つ。
ただ、これは日本の山の話で、広い平坦地を歩く場合は問題になるかも。
こんばんわ
自動車教習所で「ハンドルは、9時3時の位置で」って言うのと同じでしょ(^^;
磁北線・・ちょい傾けて見ますね・・
ただ、地図を広げて高度計出すときは・・ちょいと困難な状況・・
珈琲出して深呼吸ですね(大汗
ただ、「教えてください」といわれると「北はね・・」からはじまりますね。
山座同定などのときは、その微妙な角度が影響しますね
>、予定ルート上の50m毎の等高線に標高を・・
ふふふ・・やはり・・地図の友は「高度計」ですね
よりよき山行を
でわでわ
uedayasujiさん、こんばんは。
そうそう、方位磁石だけでなく高度計も大切ですね。いや、方位磁石より大切かも? 天気がいい日は時刻と太陽の位置から大体の方位を確認することが可能ですから(よく使います)。曇りの日はこの手は使えなくなりますが。考えてみると方位磁石よりも高度計の方が見る頻度が多いような気がします。尾根の分岐もまずは高度計が先で、その高度付近で肩が出てきたら方位磁石で方向確認です。
バリエーションでは地図広げて方位磁石出して高度計見ての場面も多いですね。地形によってはそれでも分からなくて何度もあちこち往復なんてことも。いつのまにかワンデリングしてて雪の上に同じ方向の自分の足跡があったり
マジで明るいうちに帰れないかと焦ったことも何度か 周囲は崖で、安全に下れる尾根が1本しか無かった南ア北部のスーパーマイナーな山の下山中にその状況に陥った時にはパニック寸前でした。残念ながら珈琲は持ってなかったですが、肩状地形でしばし休憩して頭を冷やしたらルートを見出せました。
今はGPSもありますが地図表示機能はないので、今後も読図能力は強制的に鍛えられます GPSは迷った時のお守りで通常はロガーです。
toradangoさんはじめまして。関西の低山好きです
私はよく、国土地理院のネットで公開されている地形図を、必要箇所を繋ぎ合わせて拡大気味(約1/10000〜15000程度、スケールはあまり気にしません)で使用しております。
2年程前に磁北を入れる機能を発見した際には、好んで利用していましたが、いつの間にか無くなった(使い方が解らなくなった?)ようです。
つまり、使ってみたものの、特に必要でもなく、面倒なので使わなくなって…この日記を見て久し振りに試そうと思ったら使えない! …特に困りませんけど
一時の利用目的も、uedayasujiさん曰くの山座同定程度。眺望の見込めそうなピーク毎に磁北線を入れておく程度、位置確認用とは違いました。
方位磁石、2〜3,000円程度したハイキング用のものは常に携帯しているものの、こちらも利用するのは山座同定等、休憩時に限られます。
ヤマレコユーザーの中では、比較的"道なき道"を歩くほうですが、結局、愛用のプロトレックの方位磁石、そして5mピッチの高度計で済ませています。
計測も時間を見る程度に腕に装着したまま、精々16方位程度の把握に留まりますが、特徴が少なく、自位置の確認が難しいエリアでは、数分間隔で進行方向は確認してます。ボタン一つで簡易に計測できるのが助かります。
…但し、現在GPSは、カメラの機能で簡単に位置が解る程度と万一を考えると少々不安にはなっておりますが
inakabusさん、コメントありがとうございます。
関西は地形図に山名が記載された山がいっぱいあって数を稼ぐには関東よりもいいですね〜 10年以上前は年末年始に滋賀、奈良、京都、大阪、兵庫辺りの低山に登りまくりました。まだその当時は国土地理院の地形図公開はやってなくて地形図をたくさん買い込んで持って行きました。今年の冬は伊豆半島の地形図記載の山を完全制覇し、今年は神奈川県の地形図記載の山を登ってます。先週は箱根でまさかの激笹藪漕ぎやってました。今週も箱根で笹と戯れることになりそうです。
国土地理院の公開地図で磁北線を入れる機能があったなんて知りませんでした。とりあえず良く分からないまま適当に使うことが多いので
私の腕時計兼高度計はバリゴで方位磁石も付いているのですが未だに使い方が分からず アナログの方位磁石でやってます 方位磁石は籔で奪われることしばしばで常時2つ持ってます。たまにはポケットの中の地図を奪われることも。考えてみればバリゴの電子コンパスが使えるようになれば紛失の可能性はゼロなので予備を持つ必要はなくなるか。とってもこのバリゴ、10年くらい使っているので取説をどこにしまったのか。発掘が必要です
高度計は誤差があるので分解能は5mもあれば充分ですね。大昔使っていたカシオの高度計(まだプロトレックのブランドは無かった?)は最後の方では静止していても高度変動が100mくらい出るようになり、いろいろ調べてバリゴに買い換えました。さすがに100mも動くことはありませんが、高度校正しても10mくらいの誤差は出ます。GPSロガーよりも高度の精度はいいみたいです。
GPSは万が一の時はそれなりに役立ちますが、過去の経験上、GPSが無いと無理だった状況はありそうでなかったです。地図、高度計、方位磁石で読図で切り抜けられました。もちろん、あれば心強いです。
私が使っているのはforetrex301(英語版)という地図表示機能が無いGPSです。地図が出ないのでGPSを使うにも読図能力が必要ですが、こいつは目的地の緯度経度を入れておけば現在地から目的地の方位と距離を出してくれますので、地形図上のおおよその現在位置が分かります。マジで迷った時には頭がパニクって正常な判断を下すのが困難ですが、GPSなら正確な情報を知ることができるので短時間で解決できます。一番安いGPSなら1万円ちょっとだったと思います。なんでGPSの方が腕時計式高度計より安いのか昔から不思議に感じてます。
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