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写真2:登山者を気にせず登山道で餌探し中の親熊。写真よりきれいな黒色だった
写真3:最後はガレを横断して登山道から逸れてくれました
本日(8/9)に赤岩尾根経由で鹿島槍ヶ岳に登りましたが、下山時の赤岩尾根、標高2330m付近で熊に遭遇したので注意喚起のために書いておきます。今年は(も?)長野県内で熊の出没が多く伝えられており、入山の際は鈴等の音が出るものを持って熊に対して人間の存在を教えてあげて下さい。
お盆休み初日ということもあり、金曜日から入山している人も多くて山頂や登山道、冷池山荘テント場も賑わっていました。
この夏では最も気温が低くて(おそらく予報通りの+7、8℃くらい)風もあり、稜線では暑さとは無縁で久しぶりに快適に登れました。毎週半袖半ズボンで登っていましたが、今回だけは登りでもゴアの上下を着用しました。
そんな帰り道、赤岩尾根を下っていると標高2330m付近で登山道上に熊を発見。距離は20mくらいで、当然私はその場で止まりましたが、熊はこちらを見て慌てるわけでもなくそのまま登山道にしばし居座ってからゆっくりと下っていきました、登山道を

私は過去に何度も熊に出会っており、この程度の距離体験済みです。過去の例では常念乗越の熊を除いて熊が人間に気付くと一目散に逃げ出しましたが、今回の熊はまるで雷鳥のようにある程度離れた距離にいる人間には無頓着で、登山道上で餌探し?してました。子連れの親熊なので神経質になっているかと思いきや、人間を見てもほとんど無視状態でした。もちろん、ある程度の距離を取っていればの話でしょうけど。
今日はお盆休み初日の土曜日であり、私とは逆に登りの登山者もいて、最初に熊に気付いたのは登りの登山者で、どうも熊がその連中から徐々に離れてこちらに登ってきたところで私に遭遇したようです。普通の熊は登山道を延々と歩くことはないと思いますが(南アルプスで見た熊は全て登山道外にいました)、今回の熊は藪が嫌いなのか

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