刃はノコギリ目立て用ヤスリを使うが、炭素工具鋼SK140(旧SK1)相当で焼き戻しを省略した?ものが多く、コンクリ床に落としただけで割れるほど脆いから焼き戻しが必要だ。オーブントースターで焼き戻し(180℃×15分)、ダイアモンド砥石で荒研ぎし中砥で仕上げた。
鹿のツノは金ノコでカット。中心部がスカスカなので穴開けは簡単。9mm・深さ15mm、6mm、3mmと段階的に小さくした。
柄と刃の固定は木工ボンドを使用し、真っ直ぐになるよう左右のクサビで調整した。刃を交換するときはバーナーで焼いて抜くつもり。
写真左は加工前のヤスリと穴開けした鹿ツノ。写真中は接着作業中の様子、右は完成品で、牛乳パックで鞘を作った。刃が錆びやすいのでCRC5-56を吹いておいた。
試しに竹を裂いたり、削ってみたがまあまあ使えそうだ。
2020.4.17追記
木工ボンドだと強度不足なのでエポキシ系接着剤でやり直した。
クサビは薄い竹片を彫刻刀で彫ってヤスリの柄に合わせた。
荒っぽく使って刃先をルーペで見たが全く刃こぼれしない。
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