去年瀬戸市に行ったので今回は常滑に行ってきた。
興味深いのは窯の発達史で、登り窯から両面焚き倒焔式角型窯に移行し、品物を台車にのせて移動させながらガスで焼く方式になる。
温度を均一にするとか熱効率を上げる工夫が面白い。
石炭に食塩を混ぜて燃焼させると食塩が高温で分解してナトリウム塩となり表面の陶土と反応して釉薬がかかるというが、煙突から煤と塩素が出るので大気汚染がひどく、対岸の四日市より先に公害が発生していたようだ。
写真左は土管坂、中は両面焚き倒焔式角型窯の内部、右はその説明図。
焔が下向きに流れるのは高い煙突で吸い出すからだという。
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