BCからADという事件

”ブギーポップは笑わない”というikarinojuusinnさんの日記からの連想、
> ライトノベルの歴史において、「ブギーポップ以前」「ブギーポップ以後」という区分を打ち立てた屈指の名作シリーズのアニメ化。
https://www.yamareco.com/modules/diary/137650-detail-181379
と初めて知った。

以前以後、といえばおいらはカトリック信者なのもあるが「BC（Before Christ）からAD（anno Domini）への転換」は世界的にも普遍である。
さらに冒頭のライトノベルについて考えると様々な世界に「BC・AD」があること。

例えば
　正岡子規
　蒸気機関
　キング牧師
　西インド諸島発見

他にも様々なBCADが存在するが、こんな前後を（呑みながら）思うのもまた楽しいのである。

・ライフワークの日本の養蚕にはそれこそ日本国にも重要なBCADが存在する
　横浜開港
　官営富岡製糸場
　銀行の設立
　鉄道の敷設（東海道本線・横浜線・中央本線・信越本線etc.）
　関東大震災
　一代交雑種
これらのBCADを説明するとそれぞれ一冊の本になってしまう。
（例）横浜開港と生糸貿易、鉄道敷設と生糸流通、こんな本がすでに出版されていると思います。

では、公（おおやけ）ではなく自分史的にはどうだろう
おいら的の「BC（Before Christ）からAD（anno Domini）は
　チャリ搭乗（何歳だか忘れたがたぶん一桁台）
　チャリの半原越（日本の養蚕と峠を知った瞬間）
　マイワシの生トマト煮調理（初料理）
　マザーテレサ（愛するがゆえ傷つく）
　天城山隧道（土木への目覚め）
　図書館での市史閲覧
　俳句（日本語・風土景物に対する目覚め）
　養蚕農家・伊丹さん
意外とスポーツ観戦や自転車レースや仕事での開眼、カトリックの洗礼はランクインしないが
上記に関してはそれぞれ本のようなものが書けますねｗ

写真1　相変わらず単純・トコブシの焼物。フライパン＋バター醤油の簡単な調理
写真2　これも単純・鮎の塩焼き。皮・ワタとも残さず食べるのが礼儀（養殖魚のワタは苦いので残しても良い）
写真3　半原越の記憶＋自転車＋電車輪行＝群馬松井田の伊丹さん家の養蚕ハケーン!!


閲覧の皆様も、自分を変革したBC・ADがあると思います。
友人からの一言だったり、あるいは結婚や天災。人によっては病気だったり事故だったりするかもですが
悪いことでも追跡していくと佳いことにぶつかることもある。
まあ終りこそ勇気ですが、始まりありきですね

コメント

k-yamane

RE: BCからADという事件
Honocaさん、こんばんわ。
ikarinojuusinnの日記見た時に
同じことを思ったんだけど、
自分の場合は漫画かな。。
少し前に京都国際まんがミュージアムで、
戦後の漫画を開始年代ごとにわけてあって、
それをみて、漫画史におけるＢＣＡＤには
何があげられるか。。自分的には

・手塚治虫・・・風刺画(静)がお話(動)になった
・白土三平・・・子供向けから大人の鑑賞に耐えるように
・大友克洋・・・簡易な表現から精緻な表現に

特に白土三平の「カムイ伝」の連載開始が
１９６４年というのはびっくりです。。

正岡子規・蒸気機関・キング牧師・西インド諸島発見
こちら。。解説をお願いします(*´▽｀*)

Honoca

RE: BCからADという事件
なるー。（つかじゅしんさんカッケー）

おいらは漫画からのアニメ化というのが浮かびますが、漫画単体の進化はそれ以前のBCADですね

> 正岡子規・蒸気機関・キング牧師・西インド諸島発見
> こちら。。解説をお願いします(*´▽｀*)
いやいや、、

正岡子規は
明治に入り”月並み俳句”と化した俳句やら短歌の革新をした人で、しかも病に鞭打ってなのです
Honoca選は
　毎年よ彼岸の入に寒いのは
　いくたびも雪の深さを尋ねけり
　柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺
　鶏頭の十四五本もありぬべし
　惜気なく梅折れくれぬ寺男
　・関山越
　ほの暗きとんねる行けば夏もなし
　ぬれ足に河原をありく熱さ哉
　漱石が来て虚子が来て大晦日
　寒けれど不二見ているや坂の上