あさひ船川 春の四重奏

7日朝早く起きて、かみさんと二人で富山県と新潟県の県境近く朝日町まで遥々「あさひ船川 春の四重奏」を見に行ってきた。

ソメイヨシノのピンク、チューリップの赤、菜の花の黄色、北アルプスの稜線の白が全て揃えば四重奏と言うことになるらしいが、まずは北アルプスの稜線をくっきり見るためには天気は快晴の日でなければならない。

あとはそれぞれの花の咲き具合が見事マッチングした場所から写真を撮れば、富山観光ポスターのような写真が撮れるはずだと意気込んで現地に赴いたのだが、ほとんどのチューリップ畑は球根を育てるために花を刈り取られた後で、遥か離れた場所の菜の花は何故かまだ2〜3分咲き。
これだけで絵にならないことは明白。

しかも朝日町の天気は天気予報どおり快晴だったのだが、白馬・朝日岳方向はどっぷり雲に隠れていて鮮明な稜線は撮れるべくもない。

それでも折角来たのだからと僅かに刈り取られずに残っている田んぼ1枚分程のチューリップ畑に多くの人が殺到。

まあ、手軽に来れる絶景ポイントなんてのは得てしてこんなもんで、プロの写真家がシーズン中ずっと居座るか、地元のアマチュア写真家が何十年通ってやっと傑作が1枚撮れるくらいのものだってえのはこっちも半プロ何十年やって来てるから頭では分かっちゃいるが、チューリップは刈り取られ、菜の花は2-3分咲きでソメイヨシノは満開過ぎていては、町役場発表の見頃予想7日〜18日というのは眉唾以外の何者でもない！