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日記

カテゴリー「山の本」の日記リスト 全体に公開

2011年 06月 28日 16:45山の本レビュー(書籍)

『神々の山嶺』夢枕獏(原作)谷口ジロー(作画)

夢枕獏さんの『神々の山嶺』漫画版を読みました 連載当時、毎号読んでなかったため、話の筋がわからなくなってしまい読むのを止めてしまったのですが、 先日山小屋で第1巻を見つけたのをきっかけに読み直してみました 下山後、近所の本屋さんで探すが見つからないので、ブックオフオン
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2011年 06月 02日 15:19山の本

『残された山靴』と佐瀬稔氏

山からの帰りの列車の中で読んだ1冊 志半ばにして山に逝った日本を代表する登山家8人の最期とその生きざまを描いたノンフィクション 巻末に奥様の佐瀬禮氏による著者佐瀬稔氏のがん闘病記が綴られています 読み始めは少々取っ付き辛いところがありましたが、読み進むうちに自分のようなヘタレ登山者とは
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2011年 06月 01日 13:13山の本レビュー(書籍)

『霧の山稜』加藤泰三

先日、 tattunさんの日記を拝見して、読みたくなった加藤泰三氏の『霧の山稜』(定価¥1,155) 本屋や図書館を探したが見つからないので、アマゾンで中古を購入 ¥599+¥250(配送料)で合計¥849 本日、何気なくブックオフオンラインを覗いたら 中古価格¥350 ちゃんと探
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2011年 01月 06日 17:09山の本レビュー(書籍)

『死者は還らず―山岳遭難の現実』丸山 直樹

今日の本は、これまで読んできた遭難ドキュメントシリーズとは違い、 山岳遭難の報告・データとその検証するというのではなく、 おもに山岳遭難に対する著者の強い想いが綴られています はじめは、遭難ドキュメントシリーズと同じような本かと思って 読み始めましたが、随分違うので戸惑いました 共感す
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2010年 12月 29日 15:45山の本レビュー(書籍)

『決定版 雪崩学―雪山サバイバル 最新研究と事故分析』

雪崩についてもっと知っておこうと思い、読みました。 雪崩の発生につながる雪の構造、雪崩のメカニズムから始まり、危険判別法・行動判断・装備・セルフレスキュー・遭難者への対応など個人的に役立つ知識からガイド・パトロールや救助隊向けの内容まで網羅されています。 雪崩事故の事例・データも多く載ってい
2010年 12月 21日 15:25山の本レビュー(書籍)

『生還―山岳遭難からの救出』羽根田 治

山岳遭難から生還した人々へのインタビューをもとに、 遭難と生還へのプロセスを分析しています。 山岳遭難からの生還へのポイントとして ・事前に家族・地元警察へ登山計画書を提出する ・しっかりした装備(特にマッチ・ストーブ・非常食・ツェルト) ・万が一遭難した時は、動きまわらずに救助を待つ
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2010年 12月 17日 12:12山の本レビュー(書籍)

『ドキュメント 山の突然死』柏 澄子

今日の本は“ドキュメント”シリーズの「突然死」 山での急性心筋梗塞や脳卒中等による突然死の事例が報告されています。 登山という負荷要因が引き金になって突然死に至っていますが、 その危険因子(肥満・高脂血症・高血圧・糖尿病・喫煙)は 日常生活に潜んでいることが強調されています。 日常生活
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2010年 12月 16日 09:22山の本レビュー(書籍)

『ドキュメント 道迷い遭難』羽根田 治

今日の本は『道迷い遭難』 山に登っている人であれば、程度の差はあれ道を間違えた経験があるはず この本には、関係者への取材をもとに道迷いから遭難となってしまったケース7件がのっています 先ず読み始めて、遭難者達のとった信じられないような判断・行動に唖然とした 何故、そこでそんな行動を
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2010年 12月 14日 19:01山の本レビュー(書籍)

『ドキュメント滑落遭難』羽根田治

今日の本は『滑落遭難』 滑落にまつわる遭難事例が6件と埼玉県警山岳救助隊からの報告をまとめたものが載っています。関係者への取材をもとに、滑落遭難へつながる経緯とその問題点、反省・分析が語られており、山を歩く人が読めば、きっといろいろな示唆が得られるはず。 遭難は複合的要因が重なって発生するこ
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2010年 12月 08日 17:25山の本レビュー(書籍)

『ドキュメント雪崩遭難』阿部 幹雄

雪崩事故について、関係者への取材から雪崩発生前の山の状況、雪崩発生とその時の行動と心理状況、捜索救助に至るまでの経緯について克明に描かれています。雪山登山だけではなく、バックカントリースキー/ボードなどの事例が取りあげており、単に読み物としても引きこまれ、どきどきしながら読める良い本かとおもいます。
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2010年 12月 02日 17:39山の本レビュー(書籍)

『登山者のための観天望気』城所邦夫

筆者は気象庁山岳部に所属していたという、いわば山のお天気に関してはプロ! 観天望気の基礎から、サブタイトル「ことわざを知って山の天気をズバリ当てる」にあるように、多くのお天気に関することわざが載っています。 一般的?全国的?なことわざから、地方特有のことわざまで あまりに多く掲載されている
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2010年 11月 26日 14:14山の本レビュー(書籍)

『続 わたしの一名山』

人ぞれぞれ思い入れのある山ってありますよね 「それぞれの人生に、それぞれの一名山」としてICI石井スポーツとっておきの山大賞に応募された作品を集めた一冊 みな、短編なので読みやすく、歩いたことがある山は、目の前に情景が浮かびそう 共感できるお話、思わず泣いてしまいそうなお話やほんわかするお
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2010年 11月 24日 16:36山の本レビュー(書籍)

『北八ガ岳 黒百合ヒュッテ』米川 正利

未だ体調が悪いので、読書が進む そんなわけで、本日の日記も読書感想 御存じ北八ヶ岳の黒百合ヒュッテのご主人:米川さんの本 何冊か出版されていますが、その内の一冊 黒百合ヒュッテの歴史から、山小屋の生活、仲間達、 そして四季折々の山の自然と様子がとても読みやすい 文章で描
2010年 11月 22日 12:58山の本レビュー(書籍)

『山岳警備隊、出動せよ!』富山県山岳警備隊

日本一の山岳救助隊と名高い富山県警察山岳警備隊の隊員が その山岳愛好会の会報向けに寄せた手記をまとめた本 文章の上手下手はあれど、どれも現場の経験に基づいた話だけに 読みはじめると自然と引き込まれるものがあります。 山岳救助の難しさと苦労がよ〜くわかる一冊 くれぐれも彼らのお世話に
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2010年 11月 17日 13:05山の本レビュー(書籍)

『登山者のための最新気象学』飯田 睦治郎

昨日の日記に書いた「気象遭難」を読んで、天気予報の知識をつけようとして読み漁った本の一冊 雲の種類や各種天気図の書き方、読み方から観天望気まで、一番わかりやすくまとまっていたかな〜 これを読んだからと言って、山の天気を完全に理解出来るわけではないけど、基礎的知識は得られます 次は実践と、今
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2010年 11月 16日 13:55山の本レビュー(書籍)

『ドキュメント気象遭難』羽根田 治

2週間ほど前、体がとてつもなくだるいので、病院へ行ったら肝機能障害 10年前に急性肝炎になってから、慢性的に調子は悪いのだが、こんなに酷いのは久しぶり 山へは当然、仕事にもしばらく出れない有様でしたが、ようやく仕事が出来るようになりました。 で、病に伏せっていた間に読んだ本の一
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2010年 10月 07日 18:12山の本レビュー(書籍)

『黒部渓谷』冠松次郎

今週末に下ノ廊下を歩く計画なので、吉村昭さんの「高熱隧道」に続いて黒部モノ 古い本なので、ちょっと読み辛い文章かも知れないが、とにかく黒部の景観の描写が素晴らしいいいい!!!! 自分はまだ黒部をそれほど歩いていませんが、先日歩いたハシゴ谷〜内蔵助平〜内蔵助出会〜黒部ダムの風景が
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2010年 10月 04日 10:58山の本レビュー(書籍)

『北アルプス この百年』菊地 俊朗

今まで“外来”の登山者の側から書かれてきた近代登山史を”地元”からの視点で捉え直した北アルプス史 地元の苦労や各山小屋の歴史もわかって興味深かったが、ちょっと語り口調が苦手 並行して読んでるW.ウェストンの「日本アルプス―登山と探検」で、あまりにウェストンがすんなり登頂するのに驚い
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2010年 10月 01日 09:18山の本レビュー(書籍)

『高熱隧道』吉村昭

吉村昭氏の『高熱隧道』を読みましたぁ〜 黒部第三発電所建設に関わる阿曽原〜仙人谷間の隧道建設のお話(映画・ドラマで有名な「黒部の太陽」は“くろよん”つまり黒部第四発電所と黒部ダムのお話ですが、こちらは仙人谷ダム建設、昭和11年8月から昭和15年11月頃のお話)、大自然の猛威に立ち向かい、300余名
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