保存した種（生姜とサツマイモと海老芋）とトマトの脇芽の挿し木

　昨年に収穫した生姜とサツマイモと海老芋が沢山取れたので種用にしようと電気あんかを使って保温して3月まで保存したものを、3月末に植えました。適当に考えて行った初めての保存方法で上手に保存できないものもありましたが、芽が出れば儲けもの思って植えたものです。
　トマトの苗の植えの替え作業のついでに様子を見ました所、いずれも芽を出していました（写真）。いずれも3〜4割程の種が芽を出していますが、もう少し温かくなれば芽を出す数も増えるのではと期待しています。半分以上スカスカになった海老芋でも芽がでており植物の生命力は思ったより強そうです。
　サツマイモがこのまま順調に芽を沢山出して成長してくれれば、5月下旬頃にそら豆を収穫した後の場所に、成長したサツマイモから苗を取って植え替えることが出来るのではと期待しています。毎年、5月下旬頃に時期遅れのサツマイモの苗を売っている所を探していますが、期待通りいけば、その苦労も解消されることになります。
　トマトの種のまく時期が遅かったのでトマトの苗を5本程購入しましたが、その苗が順調に育ち脇芽が沢山出てきたので脇芽を摘み取りします。試しに摘んだ脇芽を挿し木してみた所、うまく根が付いて成長し、遅く蒔いた種の苗より立派です。挿し木したトマトの脇芽は水を十分与えるように気を付けただけです。どちらもそろそろ植え替えできそうなので、冬菜を収穫した場所を耕運機で耕して新たなトマト用の畝を作り両方の苗を植えました。もし脇芽の挿し木からの苗で普通に収穫できるなら、来年からはトマトの種蒔はやめることが出来るのではと期待しています。
　あと、そら豆をカラスが突いて美味しそうに大きくなったものだけをつつき散らかしてありました。そういえば、昨年は支柱用の穴を開ける器具をインターネット経由で購入して支柱を立てて、カラス対策にネットの囲いをしたことを思い出しました。今年は沢山作っているので、被害が増大しないように遅ればせながら周りにネットの囲いをし、畑の端に沿ったそら豆の畝のところは畝に沿ってテグスを張っておきました。
　追記：収穫した野菜を綺麗にして出た野菜ゴミを捨てに畑に行きました。テグスは鳥に効果があると思っていましたがカラスは賢くてテグスを張っても関係なく、美味しそうに成長したそら豆だけを啄んでしました。ネットをしたところは無事で、しないところが集中的にやられており半分以上がついばまれていました。来年はカラス対策にしっかりとネットをするように忘備録です。

　写真　左：　サツマイモの芽
　　　　中：　生姜の芽
　　　　右：　海老芋の芽