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大好きな日光の山々も雪に閉ざされ始めた12月は、標高の低い富士外輪山で初めてチェーンスパイクを着けて雪を踏みました。雪が一面に光る様や踏んだ感触に感動したもんです。それで十分と思っていたのですが…。
中古アウトドア用品販売のUZDでアイゼンをポチってしまいました…。ブラックダイヤモンドのセラックストラップというアイゼンで、15000円ほどでした。
動機としては、5〜6月頃に木曽や諏訪などに行く数少ない機会があり、そのタイミングで木曽駒ヶ岳や八ヶ岳に挑戦したいという思いが募ったためです。また、残雪期もチョイスできれば選択肢が広がるのも魅力です。
到着して早速取り付けの練習をしてみました。事前に自前の靴のソールにフィットするのは確認していたので、一応は取り付けできました。しかし、さすがにソールが柔らかいので爪先に体重をかけると反りが出て緩みます。フラットフッティングの徹底が必須で、フロントポインティングで立ちこんだら外れるか壊れるかしそうです。
登山用品の店員さん(山岳ガイドもされている方でした)にもアドバイスをいただいたのですが、どこの山なら大丈夫とか、この装備で行けましたというのは結構怖いので注意してくださいとのこと。ルートや季節や天候、気温や風の強さや様々な状況によって、簡単とされる山でも命を落とすし、難しいとされる山でも未熟な装備・経験であっさり登頂できてしまうこともある。なので、ソールの固さがしっかりしていない靴への装着は一般論として推奨できませんと。
わかっているつもりでしたが、一層強く自覚しなければと思い直しました。適切な道具と適切な使い方が必要であること、それを経験し学ぶこと、学ぶ前に遭難したら元も子もないこと。間違いなく、無雪期の2000m級より死が近いこと。
あとはヘルメットとピッケルも揃えなければ。
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