すごく個人的な話です。
最近行った谷川岳、女峰山の山行日記に「厳冬期」と付けました。厳冬期の意味をお手軽ネット検索で調べてみると、
①登山における、厳しい冬の時期
②おおよそ12~2月(3月からは残雪期、春季)
とのことです。
②の意味では、2月の山行なので当てはまるかなと。しかし、厳しい冬だったか?と考えると、超易しい冬でした。雪山素人でも登れるイージーモード、女峰山については最高の条件で偶然登頂できてしまったいわゆる「ごっつぁんゴール」です。その意味では、全然厳冬期じゃないし、むしろ暖冬期のほうがしっくりきます。
翻って、自分が厳冬期とタイトルに入れてしまった理由を考えると、まあ虚栄心ですよね。お恥ずかしい。自分が見栄を張って言ってしまいがちなNGワードが「厳冬期」と「バリエーションルート」です。言ったら後で恥ずかしい気持ちになる。
なぜなら、本当に厳しい冬の登山を知らないし、クライミングやロープワーク含む総合力を問われるバリエーションルートも知らないからです。知らないのに、なんとなく広義の意味で厳冬期やバリエーションと言えなくも無い程度で言いたくなってしまうのは、自分を大きく見せたい心理でしょうね。自分には実力が伴っていません。
バリエーションルートの定義や使い方については、「厳冬期」以上に個人の解釈が分かれそうですので、あくまで私個人の解釈として、テクニカルな要素(ロープやクライミング等)が必要な場合はバリエーションルート、そうでなければマイナールートと使い分けようと思います。したがって、現状では私の山行日記に意図してバリエーションルートが出てくることは無い予定です。
想像するしかありませんが、厳冬期+バリエーションなんて凄まじいですよね。きっと、積み上げた経験や技術を総動員しなければ踏み入ってはいけない領域なんだろうと思います。西穂西尾根の山行日記を拝見して、そう思いました。私には一生辿り着けないルートと感じます。
ちなみに、山行日記で拝見する「VR」がわからず、バーチャルリアリティ?山で?と思っていた時期があります。これもお恥ずかしい…。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する