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2023年07月31日 14:45安全登山全体に公開

クマ被害の本当の悲惨さを未だ知らぬ者たちへ(再編)

初期投稿内容ではいつまでも今回の件に関係の無い他の方々にまであらぬ誤解が発生する恐れから内容を削除・補足・改編しました。申し訳ございませんでした。
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一部の方々は「読図」に拒絶反応を起こす人がいてあちこちで色々と揉めているようですが、私も『過剰な地図アレルギー者』により当初から目の敵にされていました。

ユーザーであれば私のプロフィール(山菜・キノコ採りや沢歩き)から登山道を外れて行動するため読図が必要と理解できるハズですが…?

今の自分に必要の無い技術であってもその技術を必要とする人がいる限りに於いて「そんなもの投稿するな!」と言う人は何が楽しくて山岳事故を増やしたいのでしょう?

安全に登山する目的のために技術&知識という手段を明示することを否定するのは遭難者発生に貢献していることに他ならず、はからずも新規ユーザー獲得を排除する行為に他なりません。
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この他にも登山法律を披瀝する一部の登山者とも適用法律が異なると主張をする私は邪魔者としてかなり異端視されています。
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ある方のクマ日記に私の考えに考え過ぎたコメントが失礼だと怒り心頭の人がいたのですが、私は日記投稿者へまず謝罪をして日記を荒らすことのないように怒りコメントの人をスルーしていたのですがこの方の真の怒りポイントが私の日記の読図に関する投稿であるらしいことが判明したためここに記しておくものです。これは某ユーザーへのコメントにより発覚しました。
某ユーザーの「〜おきゃくさんは〜」という単語からガイド業関連と推測が成り立つためガイド業の責任が重くなっている現況での地図の軽視は何をか言わんやとなります。
(お客の危険地形の認識不足から最悪の事故誘発もあり、ほとんどガイド責任とされる)

私側のトラブルに巻き込む形となってしまいクマ日記投稿元の方が責任を感じていつものポップで軽快な楽しい日記内容では無くなってしまっていることに対して、誠に申し訳なく思っております。

補足:この日記元の方は猟師関係者であり胆力をもった冷静な対応実行を私は高く評価しています。該当コメントについては残存により誤謬の元となるため現在は削除しております。

 ①:車とクマの衝突
 ②:クマの近くを慎重に通過

私は②を読んだ後に①を読んでおり、①②での冷静すぎる対応からこの方はただ者ではないと感じたため①で余りにもさらりと行動していた
「追突の危険性&道路逸脱の危険を考えて気付いて欲しい」
「今年のクマ出没が大過ぎるため気をつけて欲しい」
「香水の薫りにクマが引き寄せられることがある」
これらについて考え過ぎた結果失礼なコメントとなってしまったこと重ね重ねお詫び申し上げます。
コメントのやりとりをきちんと読めば②を読んでから①へのコメントをしていると判断できるのですが私の判断ミスとコミュ力の無さを反省しているところであります。

クマの被害を身近に知りクマ対策を本気で考えて情報収集を行っている人達であれば気付いて当然と考えた事は私の過剰な期待でしかありませんでした。

私の田舎ではクマが出没することは日常茶飯事でいちいち注意広報など滅多なことでは行いません。
住人の大半もわざわざ出没報告を行いません。
秋田県といえば「十和利高原クマ被害」&「牧場ヒグマ事故」が有名ですが他所の都道府県同様に全国ベースに載らないクマ被害は毎年発生しています。

私自身クマと闘ったり知り合いのクマ被害を日記に上げています。農山漁村文化協会の『生かして防ぐ クマの害』(1998,6,10 初版)で語られている北海道開拓時代のヒグマ被害の中でも最悪な1925年の北海道苫前村の事件ほどではありませんが、私も余りに生々しかったり余りにも凄惨・悲惨なため語るのを控えている事案が複数あります。

*:これ以降、直接的な表現があるため覚悟してお読みください。
今回このクマ被害を公表するに当たり、遺族並びに関係者の方々へのお詫びと亡くなった被害者各位へのお悔やみを申し上げます。


ネマガリタケ採りのため入山して行方不明となり捜索数日後の発見時には動物の食害の痕跡が確認されたが腐敗によりクマによるかは断定されないが他の傷跡からクマに襲われた結果の死亡と断定。(類似例は複数有り)



集落内の家が1週間近くの留守に気付き捜索依頼。
洗濯物が干しっぱなしのため聴き取りの結果、山菜採りだろうと近隣の入山口を廻ったところ一つの入山口付近に親子クマを発見。

 集落住人はもっと早く気付けば良かったと後悔。

遠くより注意深く観察するとすぐ傍らに倒れている人が捜索対象と酷似の姿と確認。
遺体(仮)の確保は危険と連日の観察待ちによりクマの気配がなくなってからの遺体回収。

行方不明から遺体確保まで日数がかかり過ぎたため遺体状況が口に出せない程に酷いのでクマによる致命傷か何らかの病気か死因は不明扱い。

 集落住人はもっと早くに気付けたハズだったのに気付かなかったとの悔恨から、ここまでの事にならずに済んだのにと嗚咽の嵐。


上記の被害内容は憐憫と慟哭が渦巻くためこれ以上の表現はできません、御容赦ください。

山菜・キノコ採りのクマ被害や遭難を減らしたいと個人的に思っても「クマはどこにでもいる」と向き合わない人もいれば100m先や車の中からクマを見てパニックになる人もいるため、注意喚起のために深刻に話せばよいのかライトに話して興味を引けばよいのか常に判断に迷います。

こういう訳でして、
「クマの写真を撮りたくて近づく人」
「クマにエサを与えようと近づく人」
の映像を見るだけでアドレナリン分泌しまくって「何やってんだ!!!」となってしまいます。
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今回私が熊被害についてなにも知らないと決められているため封印していた過去の近隣被害の公表となりました。
しかし本来の問題である【読図や登山法律に関する他ユーザーとのトラブル】を私を押さえ込んで解決しようとする人達にはドコまでも曲解されて扱われてゆくでしょう。
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山に入る全ての人々が楽しい思い出と共に安全下山することを願って。

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